餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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似て非なるANIARAとAERON POCKET(その2 開き方編)

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ANIARAとAERON POCKETの違いは、そのサイズばかりではない。使い勝手もかなり異なっている。
AERON POCKETは、BOBLBE-Eが満を持して送り出した新製品だけあり、ANIARAからの進化と思えるような工夫が見られる。ただ、ANIARAの方が気に入っている部分もあったりするので、どちらが良いとはいえない。今回は、個人的に、最も劇的な違いだと思った点について考察してみることにした。
その「開き方」だ。
そんなニッチなことにこだわるなよ…と云われるかもしれないけれど、こういったケースの使い勝手においては非常に重要な部分だと思うので、集中して取り上げたい。

ANIARAのフタは、かなり特徴的な開き方をする。背面にマジックテープがついていて、このように、後ろから前へと開く。
実を言うと、最初は「ん?」と思った。前から開く方が自然だと思ったからだ。しかし、実際に使い始めてみると、これが意外と使いやすく、さらに、よく考えられていることがわかった。例えば腰などに装着していても、背面で固定されているので、フタが不本意に開くということがない。
前開きタイプのケースの場合は、振動が掛かった際、フタが開いてしまうことがある*1から、装着したまま走ったりするのは危険だった。しかし、ANIARAなら、その心配はいらない。僕はこの点が大いに気に入っていた。
今回のAERON POCKETも、飛び出しについては考慮の跡が見られる。ただ、筐体の開き方については、ANIARAと大きく変わった。

ファスナー形式になったのだ。
僕は、この変化にちょっと驚くとともに、少し幻滅を感じた。飛び出し防止という点では、何となく退化したような印象も受けたのだ。ファスナーの場合、中途半端な閉め方だと開いてしまうと思えたし、そもそも閉め忘れの心配がある。しかし、その点はBOBLBE-E。よく考えられている。
いざ、ファスナーを開くと…。

こういった感じで「ぱかっ」と広がるのだ。見方によっては、愛らしい珍獣が口を開いている様子にも見える…気がするw
この中にモバイル機器などを収納すると、珍獣wは、さらにその口を大きく開いてそれを飲み込み、こんな感じになる。

ここまで大きく開いてしまうと、流石にファスナーを閉め忘れるということは避けられそうだ。ファスナーの開き度合いに比して、内面はしっかりと締め付けられているため、端末が筐体内でぐらつくということはない。こういった点は、非常によく考えられているなぁと思う。
個人的には、ファスナーはちょっと面倒に感じるので、使い勝手としては、ANIARAの方が上に思える。ただ、AERON POCKETは、ファスナーを開いた時の「珍獣が口を開いたような感じ(まだ云うかw)」が愛らしいので、これはこれで気に入っている。
【関連 過去エントリー】

*1:イコール、中のモバイル機器が飛び出してしまう危惧がある。


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