いやぁ、嬉しい。本当に嬉しい。ついに、待ちに待った筒井さんの連載が始まったのだ。
笑犬楼大通りでその存在を知ってから、この日が来るのを心待ちにしていたのである。そして、今日。リニュアルされた読書面のトップを飾って、筒井さんの写真と新連載の原稿が掲載されていた。感動。
朝日新聞には色々と不満もある*1けれど、この連載が続く限りは、永遠に購読していきたいと思う。
連載内容は、「作家・筒井康隆」の読書遍歴だ。筒井さんが幼少以来読んできた本を題材にしながら、自分史が語られていくといった内容になるようで、非常に興味深い。
筒井康隆という名前は、僕にとって「別格」の存在だ。子供の頃から、僕が最も敬愛し、尊敬し、崇拝し続けてきた作家であり、筒井さんがいなかったら、僕の人生は、違った方向に向かっていたとさえ思う。その名前を活字で見るたびに、いつだって胸はときめいたし、今でもその思いは変わっていない。
朝刊が届いてから、噛みしめるように何度も読み返しているのだけれど、やっぱり、文章も内容も素晴らしい。70歳を遙かに超えた年齢*2であるにも関わらず、その輝きを全く失っていないことに、あらためて敬服する。
これからの連載が本当に楽しみで仕方がない。
「漂流 本から本へ」(筒井康隆)連載開始!〜朝日新聞書評欄
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