餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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ウォンテッド

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映画好きの人には笑われるかもしれないけれど、正直に告白しよう。
恥ずかしながら、つい最近まで、アンジェリーナ・ジョリーという女優の存在を知らなかった。先日映画館で見た『チェンジリング』で、初めてその存在を知り、「おぉ、この女優、巧いなぁ。いいなぁ」と感動。色々調べてみると、今や、ハリウッドで押しも押されもしない人気女優であること(&ブラッド・ピットのパートナー*1であること)がわかった。
これは他の作品も見てみたいなぁと思っていると、奇しくも近所のレンタルDVDショップでは、彼女の出演作が特集されているではないか。
ということで、『チェンジリング』のひとつ前、日本でも昨年の9月に公開されたばかりの、「ウォンテッド」を見てみることにした。
…鑑賞後に何より感じたこと。
アンジー*2が主役の作品じゃなかったのか、これ。
確かに、主役級の活躍はしている(カーアクションは痺れた!)けれど、主人公はあくまでジェイムズ・マカボイ。そして、この主人公にも、暗殺組織の考え方にも、僕は最後まで共感できなかった。
あまり予備知識を持たずに、「暗殺者たちによる、壮絶なアクション映画」というぐらいの情報で見始めたから、ジェイムズ・マカボイの情けなさばかりが強調される前半は、いったいこれはどういうことなんだよこれは、と思ったほどだ。アクションシーンも、とにかく「あり得ないだろ」の連続だった。まだまだ言いたいことは色々あるけれど、細かいことにこだわらず、割り切ってみるのが正解の映画なのだろう。
ただ、ストーリーの無理矢理さを誤魔化すために、アンジー人気にすがったDVDジャケットを作り、予告篇で「アンジェリーナ・ジョリー主演映画歴代NO1.」などと謳ったのだとしたら、広告戦略として、ちょっとあざとい感じがする。JAROは何をやってるんだ、JAROはw
まぁ、僕は確かにそれに惹かれて見たわけだし、アンジェリーナ・ジョリーの出ている部分はとにかく良かったので、すっかり術中に嵌っているのかもしれないけれど。

*1:id:tunakkoさんから、コメント欄でご指摘をいただき、修正。「内縁の妻」でも良いかと思ったけれど、Wikipediaでの表記に倣うことにした。

*2:つい最近まで存在を知らなかった癖に、いきなり愛称になっているのはご容赦。それだけ惚れ込んでしまったということで…


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