餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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7つの贈り物

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今日は、近所の映画館が、1,000円dayのキャンペーンを行っていたので、何か1本映画を見ようと思った。
候補は色々あったのだけれど、最終的に「チェンジリング」と「7つの贈り物」の2択に絞り、ウィル・スミスが決め手になって、「7つの贈り物」を選んだ。

見終わって思ったこと。
ウィル・スミスが好きなら、それなりに楽しめると思う。そうでなければ、このストーリーに感情移入するのは、少し難しいかもしれない。あまりに破天荒過ぎて、却って白けてしまう可能性もあるような気もする。感動の名作とか仰天の結末とかいった評価もあるけれど、少なくとも僕にはそうは思えなかった。
7つの贈り物 - オフィシャルサイト 
以下は、個人的な感想を含めた、蛇足のネタバレ感想。観賞予定の方は御注意を。(スルー推奨)
僕がこれを見たいと思ったのは、駅のポスターだった。ウィル・スミスの哀愁を帯びた表情と、著名人たちによる絶賛コメントの数々*1が気になって、「たまには感動する映画でも見ようか」と思ったのだ。
観賞前の予備知識はこれぐらいだったので、その内容については殆ど白紙の状態で映画に臨むことになった。それが裏目に出たのか、始まってから1時間半程度は「???」の連続だった。ウィル・スミスのとる行動が全くもって意味不明で、かつ説明らしきものはまるでないので、謎ばかり。中盤からは、とある女性とのラブストーリーが延々と続き、「いったいこれがどうして7つの贈り物なんだ?」と感じずはいられなかった。
後半の30分になって、ようやくその種明かしめいたことが出てくるのだけれど、それにしてもすっきりしない。映画が終わったあと、贈り物の「7つ」を明確に思い出せる人は少ないんじゃないかと思う。
事前の情報収集を十分にして臨めば、中盤までの「???」はなくなるかもしれないけれど、そうすると今度は、途中で完全にネタバレとなり、興ざめしてしまうような気もする。
贖罪がテーマの作品なのだろうけれど、こういった贈り物をすることが、本当に贖罪になるのかどうか、僕にはちょっと疑問だ。サプライズエンディング?と謳う、ラスト「2つの贈り物」は、適合性などもあるだろうし、うまくいかない可能性も高いんじゃないかなぁ…。

一番気に入ったのは、このパンフレットかもしれない。B6版でコンパクトな、素敵なパンフだ。

*1:細かいところはよく覚えていないけれど、「感動作!」「衝撃の結末!」「涙が止まらない」等々のコメントが溢れていた。


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