餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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武豊の逆襲

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手がつけられなくなってきた。
1月終了時点では、落馬の後遺症やらなんやらで5勝にとどまっていたのに、2月に入って快進撃。勝利数では16勝で2位グループ*1の一角にまで食い込んでいる。トップを行く横山典弘との差は3勝。早ければ来週にも「定位置」に戻るかもしれない。
勝利数もさることながら、凄いのは重賞勝ちだ。2月に入って3週連続。勝負強い武豊が戻ってきた。去年は、勝利数こそリーディングだったとはいえ、年間を通して重賞3勝しかできなかったのを考えると、その逆襲ぶりは凄まじい。
特にこの2週は、昨年末に結果を残せなかったブレイクランアウト、リーチザクラウンで2週連続の快勝。武豊にとっては、まさに溜飲の下がる思いだろう。
両馬の前走時は、1日1レースしか騎乗できないほどの状態で、無理して乗っていたことは明らかだった。それに対しては、批判的な意見も出ていた*2が、それも、この逆襲を睨んでのことだったのかもしれない。流石だ。
いったん掴んだチャンス、手に入れた有力馬は、限界までホールドし続けるのが、武豊の流儀。だからこそ、ここまで第一人者の座を守り続けているのだろう。
今週はG1のフェブラリーS。武豊が乗るのはヴァーミリアン。不死鳥カネヒキリの影に隠れてしまった感があるが、もちろんこのままで終わらせるつもりはない筈だ。ジャパンカップダートは、慣れない岩田へのスイッチも祟って0.1秒差3着。東京大賞典は、自身の怪我が癒えぬまま乗ってクビ差2着。実はそんなに負けていない。
宿敵カネヒキリは、かつての自分が主戦だった馬。それだけに、昨年の敗戦は痛恨だった筈で、ここは意地でも勝ちに来る。「昨年末惜敗⇒2月の逆襲」パターンは、奇しくもここ2週と同じ。負けず嫌いぶりにかけては屈指の男だけに、全ての借りを返すべく、渾身の騎乗をしてくるとみた。
武豊の逆襲に注目したい。

*1:ウチパク、中舘、福永が16勝で並んでいるが、2着数の差で実際は4位。

*2:実際、僕も疑問に思っていた。


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