恥ずかしながら、今日の今日までこのレースを1,200メートル戦だと思っていた。暮れの中山で開催していたスプリント戦が、単に横移動しただけだと。
しかし、それは大きな誤りだった。マイル戦になっていたのだ。いやはや、こんなこともわかっていなかったとは。実に情けない。
僕が週末だけの競馬ファンというならまだしも、「週刊競馬ブック」をはじめ、「サラブレ」やら「競馬最強の法則」まで読み、競馬関係の記事やブログも一通り目を通していながら、この変更点を見落としていた。自分の情けなさに腹が立つ。
腹立ちついでに八つ当たりすると（ヲィ）この条件変更はいただけないと思う。暮れの中山スプリント戦と、年明けのマイル戦では、クラシックへの直結度がまるで違う。現に、前回までのフェアリーS組は、クラシックとは殆ど無縁だった。反して、年明けに開催されていた、中山マイル戦の菜の花賞では、ここ数年でコイウタやピンクカメオを輩出。レベルがまるで違うのだ。
要は「フェアリーSの移動」ではなく、「菜の花賞の格上げ」と考えればいいのかもしれないが、ならば、そんなわかりにくくしないで、「フェアリーS」廃止、「菜の花賞」格上げもしくは新設重賞ということで良いではないか。
距離も施行時期も違って、レースの性格が大きく異なっているのに、以前のレース名で継続しなければいけない理由が、僕には全くわからない。このレースに限ったことではないけれど、レース条件の変更に関して、JRAの考え方がアバウトすぎるのは大いに不満だ。
と、例によってまた前置きが長くなってしまった。（こんなことばっかり云っているから当たらないんだよなぁ…。）
本命は、カツヨトワイニング。
阪神JFでは、ここで人気のジェルミナルやイナズマアマリリスと殆ど差のない競馬をしているのに、これだけ人気が開けば妙味が大きい。前回は最内枠だったけれど、道中は包まれっぱなしで、全くスムーズな競馬をしていない。外枠でこそ切れ味が生きる馬だと思うので、ここは絶好の狙い目とみた。
人気薄馬から攻めるので、相手は少し手広く。阪神JF組のジェルミナル、イナズマアマリリスに加えて、素質馬アイアムネオ、良血エリザベスムーン、ダイワバーガンディ、勢いが魅力のマイティスルー、パールシャドウまで。
◎カツヨトワイニング
○ジェルミナル
▲イナズマアマリリス
△アイアムネオ、エリザベスムーン、ダイワバーガンディ、マイティースルー、パールシャドウ
シンザン記念は、武豊・アンカツの急遽乗り変わりで不穏なムードが漂う。前走7着で大いに人気を落としたキングスレガリアが、距離短縮で巻き返すとみた。こんなに人気がない*1なら、少し強気で攻めてみたい。
*1:12時現在、単勝14倍の6番人気。
