餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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2008年 JRA賞受賞馬

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年度代表馬 ウオッカ
最優秀2歳牡馬 セイウンワンダー
最優秀2歳牝馬 ブエナビスタ
最優秀3歳牡馬 ディープスカイ
最優秀3歳牝馬 リトルアマポーラ
最優秀4歳以上牡馬 スクリーンヒーロー
最優秀4歳以上牝馬 ウオッカ
最優秀短距離馬 スリープレスナイト
最優秀ダートホース カネヒキリ
最優秀障害馬 キングジョイ
JRAから、恒例のJRA賞受賞馬が発表になった。各賞の集計結果も出ているので、例によってそれを含めた感想を書いてみたい。今回は、自分なりの受賞結果予想も行っているので、それとの比較も行ってみようと思う。
年度代表馬:ウオッカ (予想 【自信度A】ウオッカ⇒当たり)
これはまぁ、誰でも予想できた結果だと思う。内訳が「ウオッカ 180/ダイワスカーレット 79/ディープスカイ37」というのも想定の範囲内。個人的にはダイワスカーレットにあげたい気持ちだったのだけれど、結果として、「年間3戦しかしておらず、G1も1勝止まり」では流石に厳しかったか。ただ、天皇賞のハナ差がウオッカと逆なら圧勝もあり得ただけに、陣営としては痛恨だろう。内訳の中に、カネヒキリとスリープレスナイトが1票づつ入っているのを見て愕然。「年度代表馬」という称号を、「年度感動馬」とか「年度連勝馬」と勘違いしてるんじゃないか?
最優秀2歳牡馬:セイウンワンダー。 (予想 【自信度S】セイウンワンダー⇒当たり)
263票で圧勝。これは当然だろう。ロジユニヴァースにもそれなりの票が集まるとみたので、この結果(31票を獲得)も理解できる。ただ…

リーチザクラウンに投票するスチャラカ記者も必ずいる筈。

この予想が外れたのは痛恨。流石にそこまでスチャラカではなかったか。その代わり、地方交流G1を含め、ダート4戦4勝のスーニに6票。こっちを読み切れなかったことも踏まえ、予想としては完敗の感。
最優秀2歳牝馬:ブエナビスタ(予想 【自信度S】ブエナビスタ⇒当たり)
この結果以外は逆立ちしてもあり得ないと思っていたので、予想が当たったことについては特に何の感慨もないけれど…。いったいなんなんだ、「該当馬なし」(1票)ってのは!

もし、今年この馬を外して「該当なし」とする記者がいるなら、その理由を問い質したい。

僕は事前にこう云った。まさか本当にそんな記者が居ると思わなかった。じゃぁどうしたら該当馬になれるのか、その条件を教えてもらいたい。説明責任がないことをいいことに、ふざけるにもほどがある。
最優秀3歳牡馬:ディープスカイ(予想 【自信度S】ディープスカイ⇒当たり)
受賞馬は当然として、その集計結果に感動。今回の受賞馬中、唯一の満票選出である。なんだ、やればできるんじゃないか。(てっきり、何一つマトモに投票できない輩が交じっていると思っていたw)
満票以外あり得ないと思っていたので、この結果は嬉しい。
最優秀3歳牝馬:リトルアマポーラ(予想 【自信度A】リトルアマポーラ⇒当たり)
4頭の争いとなり、そのうち古馬混合G1を制しているリトルアマポーラが抜け出すというのは予想通り。想像以上の大差(201票を獲得)がついたのは意外だったけれど、消去法で考えれば、皆、この馬に落ち着いたというところか。個人的には…

ポルトフィーノに入れるスチャラカ記者が数名出そうな予感。

この予想が外れてしまったのが残念。去年までの流れなら、いてもおかしくなかったんだけれどなぁ。(いたらいたで怒るくせにw)
最優秀4歳以上牡馬:スクリーンヒーロー(予想 【自信度B】該当馬なし⇒ハズレ)
ここは痛恨。「最も票を集めるのはスクリーンヒーローだと思うけれど…。」としながら、ハズしてしまった。「該当馬なし」は39票あり、全部門の中で最も多くの票を集めたが、スクリーンヒーローが167票も獲得するとは…。日本で一番格上のレースを勝った馬がいるのだから、該当馬なしはなかったか。カネヒキリにも票が入ることは予想していたが、エイシンデピュティと同数(29票)も集めると思わなかった。アドマイヤジュピタ(27票)よりも上なのだ。まぁ、カネヒキリについては納得できないこともないけれど、ヴァーミリアンにも9票入っているのには驚いた。そこまで捻らなくてもいいだろうに。
最優秀4歳以上牝馬:ウオッカ(予想 【自信度A】ウオッカ⇒当たり)
年度代表馬同様、ダイワスカーレットとの争いになることは当然で、2択となると結局ウオッカに落ち着くだろうということも、わかっていた。個人的には、「年度」としての「代表馬」はウオッカで仕方ないにしても、最優秀な4歳以上牝馬はダイワスカーレットだと思っているので、捻れ受賞になっても、ダイワにあげたかった。
最優秀短距離馬:スリープレスナイト(予想 【自信度C】スリープレスナイト⇒当たり)
混戦と思っていたのだけれど、想像以上に、スリープレスナイトがぶち抜いた。やはりスプリント重賞を3連勝というのはインパクトが大きかったのかもしれない。ただ、今年からJRA賞の選出規定が一部変更になったのも大きいだろう。ただ、安田記念を圧勝したのがウオッカでなく他の馬だったら、もっと混戦になっていたのではないかと思う。
最優秀ダートホース:カネヒキリ(予想 【自信度A】カネヒキリ⇒当たり)
カネヒキリ268票で、ヴァーミリアン(31票)にド圧勝。実績的には両馬遜色ない(ともに中央G1、交流G1を1勝づつ)のだけれど、直接対決で、「器の違い」が明確になった以上、この結果にはまぁ納得できる。納得できないのは、カジノドライブへの投票(1票)だ。いったいどういう感性をもってして、こういう投票ができるのか。おい、ちょっとこっちに出てこいと云いたくなったw

最優秀障害馬:キングジョイ(予想 【自信度A】マルカラスカル⇒ハズレ)
今回予想、最大の失敗。日頃見ていない障害レースをじっくり見て結論づけた筈だったのだけれど、それが裏目に出たかもしれない。一番強いと思うのはやはりマルカラスカルなのだけれど、戦績だけの字面で選べば(最初に僕が感じた通り)キングジョイになるのだろう。ただ…記者たちは、本当に全てのレースを見ているのだろうか。それが疑問に思えるほどの大差だと思う。

※受賞予想としては8勝2敗に終わった。集計結果はどれも混戦ではないから、本当は全勝しなければならなかったところで、少し恥ずかしい。
全体的な受賞馬にはほぼ納得だけれど、ダイワスカーレットが無冠というのは少し残念だった。今年から、特別賞選定の基準が厳しくなったのが響いたようだ。もうひとつ、「年度最強馬」という項目があれば、この馬が受賞したと思うんだけれどなぁ…。

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