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《回顧》ジャパンカップ

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ターフのスクリーンに輝く勇者。
新星スクリーンヒーロー、並み居るG1馬たちをねじ伏せてJC制覇!

馬名 性齢 騎手 タイム 着差 人気
スクリーンヒーロー 牡4 デムーロ 2.25.5 9
ディープスカイ 牡3 四位洋文 2.25.6 1/2 1
ウオッカ 牝4 岩田康誠 2.25.7 3/4 2
◎メイショウサムソン 3番人気6着…orz
これはデムーロマジックなのか。それとも血統の底力なのか。スクリーンヒーローの、あまりの強さに、僕は言葉を失った。
例えばこれが、ノーマークでの逃げ切りや、直線大外強襲などという展開であれば、僕もここまで驚かない。展開のアヤで、あり得ないことではないからだ。
しかし、今回、このスクリーンヒーローの勝ち方は、違う。直線、並み居るG1馬たちを力でねじ伏せたのである。
2着以下の馬たちを確認して欲しい。ディープスカイ、ウオッカ、マツリダゴッホ、オウケンブルースリ、メイショウサムソン。揃いも揃って華麗なるG1ホースたちが並んだ。このスクリーンヒーローさえ入っていなければ、掲示板は、綺麗に1〜5番人気の馬で占めたことになる。
ただ、現実は、その5頭の上に、スクリーンヒーローは立ったのだ。これが驚かずにいられようか。何しろ、この馬は前走で重賞を勝ったばかりの馬なのである。勢いだけで勝てるほど、国際G1は甘くない。
名手デムーロの腕は流石で、道中は最も良い位置取りをキープしていた。4角でのコース取りも、直線の仕掛けどころも完璧。ただ、それだけでは、勝ちきることまではできない筈だ。
最後に物を言ったのは、大一番に強い血統だろうか。父グラスワンダーのG1制覇は初めてになるけれど、それを後押ししたのが、母父SS、そして祖母の女傑、ダイナアクトレス*1から注入された底力だったのではないかと思う。
いやはや、それにしても本当に驚いた。

*1:1987年のJCで、日本馬最先着となる3着!


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