餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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武豊落馬騒動とニュースバリュー

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昨日のエリザベス女王杯。
勝った馬の名は、リトルアマポーラだ。名手ルメールが、華麗な手綱捌きで、圧倒的人気のカワカミプリンセスを抑えて、勝利した。「結果」はもちろんそうなのだけれど、「話題性」としては、全く別の馬で大いに盛り上がっている。
そう、もちろんポルトフィーノのカラ馬先頭ゴール事件である。その衝撃を、僕は、昨日のエントリーで取り上げたのだけれど、その直後から、ポルトフィーノ関連の検索経由アクセスが続出。上位のリンク元は、このような状況になった。

細かい物を含め、ポルトフィーノ関係だけで400超のアクセスをいただいた。普段のアクセス数が、だいたい800〜1,000ぐらいなのだけれど、昨日は合計1,325ものアクセス。いやはや、驚いた。
こんな僕のブログでさえ、これだけの大反響。ならば、一般的にもインパクトは相当大きかったんだろうなぁと思いながら、今朝のスポーツ紙に注目していたら、やはり、そうだった。
スポーツ紙中、2紙が1面だったのだ。
まずは、日刊スポーツ。
「あっ武2秒で落馬 無人馬V !?」
ポルトフィーノのゴール写真とともに、レース展開図つきで丁寧に説明してある。
そして、サンケイスポーツ。
「G1初の珍事 武落馬で馬“1着”」
こちらは、ポルトフィーノの先頭写真が大写し。勝ったリトルアマポーラがかわいそうに思うぐらいだ。
昨日は、東京国際女子マラソンやオグシオの有終5連覇など、それなりにインパクトがあるニュースがあったので、おそらく、このカラ馬事件がなければ、競馬が1面になることはなかったのではないかと思う。
カラ馬は、毎週馬券を買っている競馬ファンにとってはそれほど珍しいことではない。だから、日常の競馬で発生しても、それは特に大きく報道されることはなく、流されていく。
しかし、今回は、違う。何しろ、天下のG1だ。それも武豊騎乗。良血の人気馬。単なる逃げ切りではなく、大外からのゴール前差し切り。ここまで要素が重なれば、スポーツ紙1面も堂々と飾れるということだろうか。
ただ、ここまで大々的にカラ馬ばかりが注目されてしまうと、リトルアマポーラが少し不憫に思えてしまう。もしかすると、今年のエリザベス女王杯は、「リトルアマポーラが勝った」レースではなく、「カラ馬ポルトフィーノが1位入線した。(…で、1着は何だっけ?)」というようなレースになってしまうかもしれないからだ。


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