餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ぬるぬるカーソルへの苛立ちが…

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最初は、冗談じゃなく、本当に窓から放り投げてしまいたくなった。それほどまでに、このカーソルの操作性は、僕をイライラさせた。
オフ会などで触らせてもらったことはあったので、このカーソルとの出会いは初めてではなかったのだけれど、その時は、遊び遊び操作していたため、それほど使いにくくもないと思っていた。
しかし、いざ、自分ののものとして、使い始めてみると、このカーソルのぬるぬる性が、生理的な不快感を持って、身体中にしみわたってきたのだ。
マウスと4wayキーの両方の機能を切り替えて使用できるのだけれど、特に4Wayキーモードの操作性が、たまらなく不便だった。うーーーー、耐えられない!
そもそも僕は、指での「スリスリ系操作」があまり好きではなく、ノートPCもそれがイヤで、Thinkpad*1にこだわっていたぐらいなのだ。何がイヤと云って、自分の思うところで、好きなように止められないというところが、たまらなくイライラする。
使い込んでいると、それなりに慣れてきたのかと思うところもあるのだけれど、例えば、TreoとかE71とか同型の「まともな」前面Qwertyキー端末を使った後で、またi780を使おうとすると、イライラ度も振り出しに戻ってしまう。いったい誰が考えたんだ、こんな変態カーソルを!
…と、最初は思った。ずっとそうだと思っていた。
しかし、毎日触れているうち、驚くべきことに、僕の感情はだんだんと変化してきた。まさか。
いや、今でも決して使いやすいとは思っていない。まともな、普通のカーソルの方が《総合的には》便利だ。それはわかっている。しかし、憎たらしいと思いながら、毎日格闘してイライラしているうちに、なんだか、ある種の快感さえ覚えてきてしまったのだ。
思うようなところに止められないのは、非常に大きなデメリットだけれど、逆に、ぴたっと止まった時の快感は計り知れない。予期しないところへ勝手にカーソルが動いてしまうのは、今でもイライラするけれど、それも何だか、いつかは克服できそうな気がしてきた。いったいこれはどういう心境の変化なのだろう。
うーん。

*1:タッチパッドではなく、スティックポイントで操作する代表的PC。


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