餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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毎日王冠

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毎年僕は、この毎日王冠を迎えると、「いよいよ古馬G1の前哨戦が始まるんだなぁ」という思いで胸がワクワクする。実際は、札幌記念やオールカマーなどをステップに秋を迎える馬も増えているし、短距離戦線では、既に、先週G1さえも行われてしまっている。だから、この見立ては正しくないのだけれど、ワクワクするという気持ちは変わらない。
今年の注目は、何と言ってもウオッカだ。安田記念の強さには痺れた。流石はダービー馬。鮮やかすぎて声も出ない。今回は、同じ舞台で200メートル距離が伸びるだけ。夏場も身体をゆるめていないし、ここは万全と考えてもいいところだろう。
しかし、僕は今回、この馬のこれまでの戦績を見ていて、少し気になることが出てきた。明らかに大きな特徴があるのだ。
それは、根幹/非根幹距離の実績乖離である。400メートルの倍数で成り立ち、G1戦線の中核となるのが、いわゆる根幹距離。この距離でのウオッカは、実に光り輝いている。その戦績は(6,2,1,1)であり、2着以下に負けた3戦も全てG1戦。一番悪い着順のJCでさえ、大健闘の4着。立派だ。
それに対して、非根幹距離の実績を見ると驚く。(0,1,0,3)で、一度も勝っていないばかりか、馬券圏内に入ったのは、2歳時の500万下のみ。それもマイネルソリスト級*1の馬に軽く捻られている。もちろん、出走時の体調や、相手関係、出走競馬場などの差異があるから、単純な比較はできないけれど、こういった考え方だけで捉えると、今回は危ない。
加えて不安なのが鞍上の武豊。今年の重賞での勝負弱さは特筆級で、どうにもアテに出来ない。乗り変わって圧勝された安田記念がいい例。もちろん巻き返しに燃えているのだろうけれど、下手に前へ行こうとすると、休み明けの今回は掛かって暴走する危険を孕む。もちろんそれでも圧勝できるだけのポテンシャルはある馬だけれど、57kgという酷量*2を考えても、絶対の信頼は置きにくい。格が断然なのは云うまでもないから、これで圧勝されたら素直に脱帽しよう。
本命はカンパニー。
この馬には、根幹距離も非根幹距離もない。1,800メートルの重賞を2勝しているし、マイル重賞を2勝、さらに2,000メートルの重賞勝ちもあり、天皇賞は3着。ウオッカにこそ及ばないが、このメンバーに入れば堂々たる戦績だ。東京は(0,0,1,6)で、これだけ見ると買えないが、3着は前述の天皇賞だし、0.3秒差以内の惜敗も3つ含まれている。
以前は後方一気のワンパターン馬で、脚を余して負けるケースもあったのだけれど、脚質に幅が出た今ならその心配はいらない。天皇賞は史上空前のメンバーが揃いそうだし、ウォッカの盤石度も高まる。陣営の勝負は今回の筈だ。
対抗は、勿論ウオッカなのだけれど、カンパニーからいく以上、少し手広く。3連単1頭軸マルチで勝負。 ⇒3連複2頭軸で軽くお遊び程度に。
◎カンパニー
○ウオッカ
▲スーパーホーネット
△アドマイヤフジ
△オースミグラスワン
△ドリームパスポート
京都大賞典は、本来ならばアドマイヤジュピタ断然でもおかしくないが、あの調教状態では買いにくいし、アルナスラインも、宝塚記念の惨敗が気に掛かる*3
ならば夏場使ったトーホウアランか…とも思ったが、「岩田→鮫島」の3枚落ちで購入意欲滅失。老雄アイポッパーで勝負することにした。距離は若干短い気もするけれど、相性のいい京都だし、久々の「軽量」57kgも魅力。鞍上は、先週涙の初G1を制覇した上村、と流れもいい。頭数も少ないので、強気に攻めてみよう。
(追記)
うーん、カンパニー、マイナス16kgとは…orz
「牧場からガレて帰ってきた」という情報もあったし、追い切り面も含めて考えると、とても勝負のできる状態と言い難い。印はできるだけ変えたくないので、そのままにしておくけれど、3連単勝負はやめて、軽く3連複に。京都のアドマイヤジュピタも-14kgで波乱含みなので、京都大賞典のアイポッパーに期待。

*1:その後未勝利。1,000万下のレースも勝てていない。

*2:牝馬の57kgは、牡馬の59kgに相当。

*3:道悪のせいかもしれないけれど…


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