餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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入院中に読んでいた雑誌

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病床の友は、専ら雑誌だった。熱が上がって朦朧としていた時期でも、憂鬱になりかけている気分を紛らわせてくれるという意味で、雑誌は非常に重宝した。
売店で買ったり、家族に頼んだり、友人が持ってきてくれたり、と入手経緯はさまざまだけれど、普段読まないような雑誌も含め、さまざまなものを読んだので、その感想を書いておこう。

  • 「週刊文春」
    特集、コラムが充実していて読み応えがあった。入院後半は、病室のTVでオリンピック観戦をすることも多くなったので、中綴じの「北京五輪観戦ガイド」が重宝する。
  • 「週刊新潮」
    約1年ぶりぐらいに読む。(昨年のNY行機内誌以来か?)ワイド特集「オリンピックという人生」が非常に面白かった。
  • 「週刊朝日」
    約1年ぶりぐらいに読む(週刊新潮と同じ)。東海林さだおのエッセイは相変わらず面白い。五輪メダリスト「ここだけの話」特集はなかなか。(五輪ネタばっかりだな(^^;
  • 「日経エンタテインメント」
    愛読誌。毎月読んでいるのだけれど、ここまでじっくりと丹念に読んだのは初めてかも。相武紗季って、最近よく見るなぁと思っていたら、こんなに有名なタレントだったのか。ちょっと驚き。(普段TV見ないからなぁ…)
  • 「日経トレンディ」
    準愛読誌。特集によって、これまでも購入していたのだけれど、ここまでじっくり読み込んだことはなかった。入院中だけに「どれが効く?」特集は面白かった。
  • 「SPA!」
    3年ぶりぐらい(?)に読む。相変わらず、この雑誌は若くてパワーがあるなぁ、と思う。そして、昔はあんなに面白かったのに、このノリについていけなくなっている自分に寂しさを感じる。僕も歳とったなぁ…(タメイキ)
  • 「ダ・ヴィンチ」
    バックナンバー目次一覧を見て、約1年半ぶり(2007年1月号以来)の購入ということがわかった。前回は中島みゆき特集だった。今回は宮部みゆき特集。別にみゆき繋がりで買ったわけではなく(^^;宮部みゆきは大好きな作家。特集自体もよかったけれど、付録についていた「コミックエッセイ劇場」が個人的にはかなりツボで、何度も笑わせて貰った。入院中は、やはりこういった気楽なものがいい。
  • 「編集会議」
    星新一特集に惹かれて購入*1。ただ…。うーん、雑誌のスタイルを考えれば、それに沿った真っ当な特集なのだろうけれど、ちょっと想像(期待)していたものとは違っていた。残念。自分で手に取っていたら買わなかったかも。雑誌の性格、特長を理解しないまま、特集だけで手を出すとこういったことがあるから難しい。
  • 「アスキー・ドットPC」
    同僚からお見舞いとして貰った。以前は毎月購読していた雑誌なので、懐かしく読む。PCの使いこなし的な情報満載で、パソコンがちょっと愛おしくなって困った。


何と、2年半ぶりの発売。これまでは全く興味がなかった。ライトノベルを軸とした革命的な文芸雑誌*2で、僕のような世代が読むような雑誌ではなかったからだ。ただ、ここに敬愛する筒井康隆先生がライトノベルを書いたというのだからたまらない。イラストレーションが、あの、涼宮ハルヒで有名な、いとうのいぢ氏というところも衝撃だ。
筒井さん初のライトノベルということで、ドキドキしながら読んだけれど、期待に違わぬ衝撃作。なんと、「美少女ビアンカが、少年の××の××を××して、かつ別の少年の××を××して比較したら、一方が地球外の××だった」というのだから、これが驚かずにいられようか。完璧なライトノベルにして、エロ小説であり、しかもSF。凄すぎる。こんなことを紫綬褒章まで受章したほどの巨匠が書くか?しかも74歳で。
しかし、それができるのが、筒井さんの凄いところ。いやはや驚いた。問題は、この続きがいつ読めるのかということ。また2年半も待たなきゃいけないのかなぁ…。と。入院中の雑誌レビューの筈が、いつの間にか筒井康隆賛歌に変わっているw
まぁ、それだけ驚いたということで(^^;

*1:当然病院の売店には売ってなかったので、買ってきてもらった。

*2:キャッチコピーは「闘うイラストーリー・ノベルスマガジン」


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