餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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エプソムカップ

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エプソムカップは、梅雨時の開催ということもあって、どうにも馬場が悪いイメージがある。実際に、ここ10年間のレースを振り返ってみても、良馬場で行われたことは4回しかなかった。
今年は好天に恵まれ、良馬場は確実なので、さぞや堅く収まるだろう…と、僕は一瞬思った。しかし、その考えこそが罠に陥っているかもしれない。過去10年間の戦績を詳しく振り返ってみると、驚くべき事実が浮かび上がってきたからだ。
稍重以下でこのレースが行われたのは、10年間で6回。1番人気馬の成績は、(3,0,3,0)である。勝率50%、複勝率100%。勝つか3着かということで、実に信頼できる。3連複、3連単の軸としては完璧だし、馬単アタマで勝負してもいい。だから今年も、稍重以下であれば、この法則で楽勝だった筈だ。
しかし、今年は間違いなく良馬場。絶好の馬場で開催されたエプソムカップでの1番人気馬はいったいどうだったかというと…これが実に衝撃だった。
(0,0,0,4)
なんと、1頭も複勝圏に入れていないのだ。記憶に新しいところでは、3年前の武豊サイレントディールがいる。単勝2倍の圧倒的人気に推されながら、4着に沈んでいる。4着なので一見惜しい感じだが、3着馬からは2馬身以上も引き離されている。惨敗だ。いかにこのレースで1番人気が厳しいかということがわかるだろう。
今年の1番人気は、ヒカルオオゾラ。
いかにも《良馬場での勝利が似合いそうな》馬名だけれど、馬は名前で走るわけではない。その馬名だからこそ、尚更、トラップ臭が漂う。前走は確かに強かったけれど、準オープンのレースであることを見逃すまい。その時の2着馬、3着馬が、次の準オープンレースでともに惨敗しているのを見ると、印象ほど抜けている馬ではないと思う。今後強くなる可能性は否定しないが、今回が初の古馬混合オープン、それも重賞だ。壁にぶつかる可能性は十分ある。少なくとも圧倒的人気に見合うだけの実力差はないとみた。最近、武豊の勝負勘が鈍っていることも踏まえ、ここは思い切って消す。
本命はブライトトゥモロー。昨年の2着馬だ。前走の大敗は気になるけれど、レースの上がりが32.9などという異常馬場で行われたことを考えると、度外視して考えたい。もとより、左回りは向くし、ある程度先行できる脚もある。小牧太から吉田豊というのもいい。馬体重が絞れていることが前提になるけれど、それは陣営の仕上げを信じたい。
相手には、東京1800メートル巧者のマイネルキッツと、左回り重賞勝ちがあるトーホウアラン、サンライズマックス、底を見せていない感のあるファストロックあたりだが、穴中の穴にトウショウヴォイスを。主戦の小林淳一を下ろして田中勝春を乗せてきた陣営の意欲が不気味。新潟記念2着の実績がある、隠れた実績馬だ。
馬券は◎1頭軸マルチ3連単60点で勝負。
◎ブライトトゥモロー
○マイネルキッツ
▲トーホウアラン
△サンライズマックス
△ファストロック
△トウショウヴォイス
CBC賞は、豪腕岩田康誠の手に合うワイルドシャウトから。


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