餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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天皇賞(春)

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本命はホクトスルタン。
無謀な狙いだと言うことはわかっている。前走ようやく準オープンを勝ち上がったばかりで、G1はおろか、重賞で連対さえしたことのない馬だ。菊花賞でも、単騎で逃がしてもらって6着。ここでは、力が1枚も2枚も足りない。これで人気薄というならまだしも、前日時点で10倍を切る人気は異常だ。「お客さん」と考えて切るというのが、冷静な判断なのだろうと思う。
人気の大きな要因となっているのが、天皇賞父系4代制覇のロマンであることは間違いない。メジロアサマ-メジロティターン-メジロマックイーンと続いてきた夢。もしもこの馬がホクトスルタンではなく「メジロスルタン」だったなら、前日1番人気*1まであり得たのではなかろうか。
鞍上が長距離の名手横山典弘であり、逃げ馬という要素も、人気を倍加している。イングランディーレのイメージとかぶるからだ。しかし、全くの人気薄で悠々とマイペースの逃げが打てたイングランディーレと今回では、全く事情が異なる。アドマイヤメイン陣営が前々での競馬を行うとの発言*2もしており、そうそう楽には逃がしてもらえないと思う。
ならば、なぜ、この馬から僕は買うのか。
競馬と言うブラッドスポーツが持つロマンを、夢を、可能性を信じたいからだ。競馬が、単なる格や時計勝負だけで決まるなら、味気ない予想と結果ばかりになってしまう。実際は《そんな単純に決まらない》ことが歴史で証明されている。
冷静さを欠いているのは承知の上。この血統の底力と、「淀」長距離マイスター横山典弘の手綱捌きに、全てを委ねたい。今年のノリは勝負勘が冴えていて、重賞では実に頼りになる。あの小牧太でさえ中央G1を勝ったのだから、典のG1連敗記録もそろそろ止まっていい筈だ。ノリ、頼む!
昨年の覇者メイショウサムソンが対抗。人馬ともに精彩を欠いているのは不安だけれど、この距離ならば武豊らしいレースをしてくれる筈で、復活しても全く不思議はない。菊花賞馬アサクサキングスは、四位が例によって「大外ブン回し」騎乗をしそうなのが不安で、若干評価を落とす。
アドマイヤ軍団は、4頭で結託すれば「どれか来そう」と思わせるのだけれど、そういった時は「どれも来なかったりする」のが競馬。とはいえ、ヒモならば十分あり得るので、ジュピタとモナークは押さえておく。もう1頭。年齢以外にはマイナス要素が見つからないアイポッパーまで。
ドリームパスポート、ポップロックあたりも気になるけれど、どちらの騎手も、京都の長距離では全くあてにならない。穴人気にもなっていることだし、ここは思い切って切る。馬券は◎1頭軸馬単マルチ10点と、3連複流し10点。計20点で勝負。
◎ホクトスルタン
○メイショウサムソン
▲アサクサキングス
△アドマイヤジュピタ
△アドマイヤモナーク
△アイポッパー

*1:当日になると、オッズを見ながら投資していく人が増えるので、流石に人気は落ちると思う。

*2:アドマイヤ軍団での「全体最適」のため、玉砕的にホクトスルタン潰しに来る可能性もある。福永だけに、そこまで強引な競馬はしないと思うけれど…。


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