昨日、ついにD01NXの後継となるデータカードが発表された。待望の「7.2Mbps対応」CFカード端末だ。これについては、いずれ出ると思っていた(信じていた)ので想定内なのだけれど、ひとつ、僕の予想と大きく違っていたことがある。
そう、その型番だ。これまでのイーモバルールからいけば、ここは当然D02NXになると思っていたので、少し驚いた。いったい、なぜD01NX IIなのだろうか。
このネーミングが、単にD01NXだけのことだったのであれば、僕は疑問に思わない。対応速度が「〜3.6Mbps」から「〜7.2Mbps」に変わるだけで、筐体の造りは変わらないため、単なるマイナーチェンジと云っても差し支えないような気がするからだ。
しかし、PCカードタイプの「D01NE」後継となる「D02NE」にしても、USB接続となる「D01HW」後継の「D02HW」にしても、それぞれ、対応スピードが変わっただけのようにしか思えない*1。
それなのに、なぜ、このD01NXだけがD02NXとならず、D01NX IIなのだろう。こんな型番になってしまったことで、本格的な改良版であるD02NXがいずれ出るのではないかと邪推してしまう。(考えすぎだろうけれど…。)
まぁ、いずれにしても、現D01NXの翳りゆくスピードに不安を覚えているだけに、僕は乗り換える予定だ。僕がD01NXを購入したのは昨年の4月14日なので、丁度1年縛りが切れる(違約金が発生しない)こともあり、タイミングとしては絶妙だ。
未だに購入を迷っているS11HT(EMONSTER)との兼ね合いもあり、料金プランについては悩ましいところだけれど、後悔しないように、じっくり考えて決めたい。
初期費用は、ベーシック(期間縛りなし)契約で33,980円と高いが、きっとまた1円キャンペーンをやってくれる筈と信じよう。
※蛇足
イーモバイルの商品紹介ページにある画像では、D01NXも、D01NX IIも、見た目には全く同じとしか見えない。それもその筈で、全く同じ画像を使い回しているようだ。確かに、型番が変わらないから、この手もアリなのだろう。もしかして、こういったコスト削減効果がポイントなのかもw
【過去の連載エントリー】
- (その3)翳りゆくスピード(2008.2.29)
- (その2)地上の快楽、地下の憂鬱(2008.2.25)
- (その1)飛躍的に伸びた快適性(2008.2.21)
*1:実際は微妙に違うのかもしれないが、スペックを比較する限り、僕にはそうとしか読み解けなかった。