餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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スプリングステークス

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大波乱が続く今年の3歳クラシック戦線。
重賞2勝馬がいないという異常事態こそ、マイネルチャールズの弥生賞勝ちで解消されたけれど、まだまだ混戦状況であることは変わりないと思う。
今回はメンバーが揃った。やや手薄な感があった弥生賞組と異なり、現3歳馬の主力組が、ほぼ集結したといっていい。人気はサダムイダテンとショウナンアルバに被っている。しかし、人気ほどこの2頭の力が抜けているとは思えない。
サダムイダテンは、ラジオNIKKEI賞で見せた鬼脚は確かに凄かったが、前走が(調整の狂いがあったとはいえ)案外だったし、今の中山で豪脚が使えるかどうかは疑問だ。以前も書いたけれど、「フォーティナイナー産駒が、クラシックの主役になる」イメージが、僕にはどうにも浮かばず、ここは印を下げる。
ショウナンアルバは、折り合いが難しい。前走は、同馬主のショウナンアクロスを捨て石として暴走させることで掛かり癖を抑えたけれど、今回はその手が使えず、折り合いには苦しむとみた。無理矢理行くなら残り目は充分あると思うけれど、陣営は「先を見据えて抑える」ことを公言している。下手をすると、ESP*1気味に、あっと驚く最後方からなどという競馬もあり得るのではないか。展開が見えにくいだけに、人気ほどの信頼はおけないと読む。
本命は、レッツゴーキリシマ。
朝日杯2着の実績上位馬だ。きさらぎ賞では、前半から口を割って折り合いに苦しみながら、最後までよく粘っていた。しかも他馬より1kg重い斤量で0.2秒差4着なら大健闘だと思う。血統的に地味なせいか、空気のような存在になっているけれど、決して実績はひけをとらない筈だ。
外枠はマイナスだし、折り合い不安はもちろんある。ただ、人気とのバランスを考えると、不安よりも妙味の方が先に立つ。中山1800メートルは、スタートしてすぐカーブとなるので、内枠の馬の行き脚がつきやすい。5番枠のアポロドルチェが逃げるという話があるので、それを壁にして何とか折り合いをつけてくれることを願う。
対抗はアサクサダンディ。
ショウナンアルバとの接戦実績や、評判馬レッドシューターへの完勝などから、もっと人気になるかと思ったが、それほどでもなかった。ならば積極的に狙いたい。フジキセキ産駒だけに、G1よりもトライアル向きだし、母ヘルスウォールもトライアル戦のチューリップ賞勝ち馬。賞金も足りないことから、目イチの仕上げに違いなく、ここは勝負がかりとみた。
単穴は、能力で突き抜けてしまう可能性のあるショウナンアルバを。以下、重賞勝ちに敬意を表して、レインボーペガサス、ドリームシグナル。サダムイダテンは切りたいのだけれど、アンカツだけに、3着までは…という気がして、弱気に残す。相手なりに走るスマイルジャックは、鞍上が最悪。しかし、人気薄から勝負する以上、ドサクサで紛れ込んできたら悔しい。泣く泣く抑える。
馬券は◎1頭軸馬単マルチ12点と、1頭軸マルチ3連単90点で強気に勝負。
◎レッツゴーキリシマ
○アサクサダンディ
▲ショウナンアルバ
△レインボーペガサス
△ドリームシグナル
△サダムイダテン
△スマイルジャック
阪神大賞典は、この距離なら大崩れが考えにくいトウカイトリックから。ポップロック外しの馬券も買う。

*1:蛯名スペシャルの略。人気馬で出遅れること。


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