餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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値下げ改定の裏に潜む罠

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ソフトバンクという会社には、昔からいい印象を持っていなかったのだけれど、既にX02HT、X01NKと2台も端末を有し、さらに、端末自体にはとても満足していることから、最近は、その悪い印象が薄れかけていた。
しかし、このニュースを知って、やっぱり、あざとさは相変わらずだなぁという思いが甦ってきた。

「PCサイトダイレクト」利用時の「パケットし放題」上限額を値下げ!
〜SoftBank Xシリーズ利用時の「パケットし放題」上限額が10,290円→9,800円に〜
SoftBankプレスリリース

たった490円の値下げを大々的に謳い、それと同時に

また、「ブループラン」専用のパケット定額サービス「パケット定額フル」「パケット定額Biz」への申込受付は2008年3月31日(月)をもって終了します。

などということを「しれっ」と付記しているのが、非常に腹立たしい。
『値下げ』などというキャプションに騙されてはいけない。Xシリーズの端末で、それなりにパケット通信を行おうとすれば、あっという間に上限に達してしまうのは自明で、要は、上限まで使うユーザーにとっては、実質的な大幅値上げとなるのだ。
ブループランSS+パケット定額Bizならば、自分割MAX50などをつけて、8,000円程度で済んでいた。新規のユーザーで、新スーパーボーナスに抵抗がなければ、7,252円まで抑えることも可能だった。
ところが、パケット定額Bizがなくなってしまうと、上限確実なユーザーもパケットし放題に申し込まざるを得ず、これだけで既に9,800円だ。もちろん、ホワイトプランやブループランへの契約も必要だし、S!ベーシックパック利用料も加わるから、優に11,000円は超えてしまうことになる。定額系のユーザーにとっては、間違いなく『超値上げ』と言っていい。
派手なサービスをぶちあげるだけぶちあげて囲い込み、あとからどんどん改悪していくのは、この会社のお家芸だから、今更文句を言っても詮無いことだろう。とりあえず、3月まではパケット定額Biz受付可能で、現状のBiz利用者はそのままのサービスが(現時点では)継続されるというところが、せめてもの良心*1なのかもしれない。

*1:まだまだ裏がありそうな気がするけれど。


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