餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

中山記念

スポンサーリンク

中山記念と云えば、今年で82回目を迎える伝統重賞だ。それだけに、歴代の勝ち馬にはG1馬として見知った馬が数多く並んでいる。G2の別定戦ということもあり、強い馬が底力を発揮するレースになりやすいということだろう。
ただ、ここ数年の傾向をみると、明らかな特徴の変化がある。リピーターレース化が強くなっていることだ。その象徴は、云わずと知れたローエングリン&バランスオブゲームの存在である。何しろ、ここ5年は、この2頭で4勝もしているのだから、捨て置けない。G1になると1枚足りないこの馬たちが、俄然その力を発揮できる舞台だったというところに、このレースの傾向を読み解くカギがあるような気がする。そして、その2頭の姿が、今年は、ない。果たして、その座を継ぐ物は現れるのか、というところが焦点になる。
「逃げ馬」という点で跡継ぎを考えるなら、コンゴウリキシオーだろう。同型のヨイチサウスは、外枠の上に武士沢では、藤田の恫喝に叶うまい。チョウサンも今回は控える筈で、単騎逃げのイメージが浮かぶ。ただ、休み明けは走らない馬だし、多頭数だけに、3角あたりから早めに動く馬が出そうな気がする。となると、一気に飲み込まれてしまう可能性もあり、信頼は置きにくい。
本命はチョウサン。
何と言っても、毎日王冠の鮮やかなレコード勝ちが大きなポイントだ。前述バランスオブゲームは、レコードで毎日王冠を制しているし、ローエングリンも毎日王冠は2着、3着。このレースとの連関は明らかであり、ならばこの馬が中山記念リピーターズの後継馬になる資格は十分にある。
ここ3戦は着外に敗れているけれど、秋G1の王道を歩んできたものであるから、全く問題ないと思う。距離適性を考えれば、JCなどはむしろ好走の部類だし、有馬記念の大敗は道悪&連戦の疲れを考えれば度外視できる。
リフレッシュした上に、これまで「4戦4勝」の開幕週競馬。積極的に内をつく競馬ができる松岡騎乗。パンパンの良馬場もいい。人気も4番人気程度に落ち着きそうで、絶好の狙い頃とみた。
対抗「グループ」として、7歳コンビのエアシェイディ&カンパニー。
ともに、これまで中山記念には2回出走しており、エアシェイディが4着、2着。カンパニーが2着、4着。お互いに、差し届かないレースを繰り返しているけれど、逆に考えれば、馬券圏内級の差し脚は確保できていると考えれば、軸としては信頼できるのではないか。それで4着となるとまたアツいけれど、これまで固定枠だった上位2頭(ローエングリン&バランスオブゲーム)が抜けたのだから、どちらかは繰り上げ3着以内に入りそうな気がする。ただ、ともに差し届かずの悪夢を回避するため、前述コンゴウリキシオーも「軸保険」に加えておこう。
一発があればプリサイスマシーン。ここ最近は、短距離馬ばかり走っていて、しかもダート戦に出ていたりするのでイメージが変わっているけれど、中距離重賞勝ちの実績もあり、決してここでも見劣らない。先行できる脚があり、内枠も魅力。直線まで力を溜めて、最後は地方の左海誠がぐいぐい押しまくればひょっとして…という夢を抱く。
以下、復活してきた素質馬マルカシェンク、大外枠微妙も鞍上の野心が怖いエイシンドーバーまで。馬券は◎1頭軸馬単マルチ→○▲△△12点と、3連複フォーメーション◎→○→○▲△△12点で勝負。チョウサンさえ期待通りに走ってくれれば、当たりそうな気がするのだけれど…。
◎チョウサン
○(軸グループ)エアシェイディ、カンパニー、コンゴウリキシオー
▲プリサイスマシーン
△マルカシェンク
△エイシンドーバー


マラソン・ジョギングランキングへ