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《回顧》有馬記念

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混戦を切り裂いた中山巧者の底力
伏兵マツリダゴッホ、並み居るG1馬たちを抑えて有馬記念制覇!

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 通過順 上3F
2 3   マツリダゴッホ   牡4 蛯名正義 57 2.33.6 03-03-03-02 36.3 9
4 7   ダイワスカーレット 牝3 安藤勝己 53 2.33.8 11/4 02-02-02-01 36.6 5
2 4 ダイワメジャー   牡6 デムーロ 57 2.34.2 21/2 08-07-08-04 36.4 6
4 8   ロックドゥカンブ  牡3 キネーン 53 2.34.3 クビ 10-09-08-11 36.5 4
3 6   ポップロック    牡6 ペリエ  57 2.34.5 11/4 07-07-06-05 36.9 2
1 2   ドリームパスポート 牡4 高田潤  57 2.34.8 15-15-15-11 36.3 7
3 5   レゴラス      牡6 柴田善臣 57 2.35.1 12-12-12-07 37.0 15
1 1 メイショウサムソン 牡4 武豊   57 2.35.2 3/4 11-11-11-11 37.2 1
6 12   インティライミ   牡5 福永祐一 57 2.35.3 クビ 12-12-12-14 37.2 8
10 6 11   コスモバルク    牡6 松岡正海 57 2.35.6 06-06-04-05 38.1 12
11 8 16   ウオッカ      牝3 四位洋文 53 2.35.7 クビ 08-09-08-07 37.9 3
12 7 13   デルタブルース   牡6 川田将雅 57 2.35.7 クビ 05-05-06-07 38.0 10
13 8 15   チョウサン     牡5 横山典弘 57 2.36.3 31/2 01-01-01-01 39.1 11
14 7 14   ハイアーゲーム   牡6 ルメール 57 2.36.6 13/4 12-14-14-15 38.4 13
15 5 9   サンツェッペリン  牡3 北村宏司 55 2.37.4 03-03-04-07 40.0 14
5 10   フサイチパンドラ  牝4 藤田伸二 55 ------ ---- --
LAP  6.9-11.2-11.2-12.1-12.4-13.4-13.2-12.5-11.9-12.4-12.2-11.7-12.5
通過 29.3-41.4-53.8-67.2上り 73.2-60.7-48.8-36.4平均 1F:12.29 / 3F:36.86
単勝  3 \5230
複勝  3 \1030 / 7 \370 / 4 \530
枠連  2-4 \2160 (9)
馬連  03-07 \22190 (38)
ワイド 03-07 \5240 (39)/ 03-04 \5500 (42)/ 04-07 \1520 (17)
馬単  03-07 \69020 (92)
3連複 03-04-07 \73320 (111/455)
3連単 03-07-04 \800880 (842/2730)

これが、前走ブービー大敗(天皇賞秋/16頭立て15着)した馬だろうか。得意の中山だけに、変わり身は必至だろうと思ったけれど、まさかここまで変わるとは。
蛯名は実にこの馬のことをよくわかっていて、直線に入るまで、内々でずっとその力をため込んでいた。直線に入るやいなや、内からすーっとダイワスカーレットを交わすと、そのままきっちりゴールまで駆け抜けたのだ。一度点火してしまうと、止まらなくなってしまう気性なので、仕掛けどころはまさに完璧。中山巧者の力を見せつけた勝利だった。
負けはしたものの、ダイワスカーレットも実に強かった。例によって、最初、また楽々と指導権をとるかと思いきや、チョウサンに交わされ、一瞬掛かり気味になった。その後も行きたがるそぶりを見せながらも、結局最後の直線まで粘り、3着以下を突き放しているのだから、相当な底力だ。こういった馬場が合っているだろうという点を差し引いても、3歳牝馬最強を証明した形になった。
ダイワメジャーもよく頑張った。名手デムーロの好騎乗もあったが、猛追するロックドゥカンプを振り切り、馬券圏内に踏みとどまったのだから、流石、GI5勝馬の底力はダテじゃない。
JC上位組の人気馬たち、メイショウサムソン、ポップロック、ウオッカは、こぞって討ち死に。ポップロック(5着)はまだしも、メイショウサムソン(8着)とウオッカ(11着)は負け過ぎだ。いったいどうしてしまったのだろう。


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