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ついに「禁断の領域」へ踏み出したKDDI

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KDDI、PC−携帯データ通信に定額制導入へ〜ITmedia News
 KDDIは4日、パソコンに携帯電話を接続して、インターネットにつなぐ個人向けのデータ通信サービスについて、料金定額制を新たに導入する方針を明らかにした。同社はすでに、市場調査を進めており、早ければ年内にも導入する。

遅すぎた、と言ってもいい。しかし、それでもこれは嬉しいニュースだ。これまで、かたくなにPCでのデータ通信定額制を拒んできた3大キャリアがやっと乗り出したのだから。それも、MNP導入以降1人勝ち状態に近いKDDIが最初に打ち出した*1というインパクトは大きい。他の2社も、当然追随せざるを得なくなるからだ。
PCでのデータ定額制については、これまで、大手3社が暗黙的に牽制しあっていた感がある。確かに、これを認めてしまうと、データ量の大きい送受信が頻繁に行われることになるから、既存の通信サービスに影響が出てしまう可能性が高い。だから、かなりの需要が見込めるにもかかわらず、「禁断の領域」として踏み込んでこなかったと僕は推測する。何しろ、画期的な料金プランを次々打ち出して度肝を抜いたソフトバンクでさえ、この分野だけは目をつぶっていたのだ。
もちろん、ウィルコムは以前から定額でのPC接続サービスを導入していた。しかし、回線速度では携帯電話の比にならないから、大手3社は黙殺を決め込んでいた節がある。しかし、イー・モバイルが、高速通信かつリーズナブルな料金体系でこの分野に殴り込みをかけてきたことにより、流石に重い腰を上げざるを得なくなったのではないか。
KDDIの発表は嬉しいが、それで何より僕が気になるのは、ソフトバンクの動きだ。「他社が新しい料金プランを導入すると24時間以内に追従することを公約」しているからである。今回はまだ「料金プラン」が発表されたわけではないから、24時間以内ということはないのだろうけれど、近いうちに何らかの対抗策は打ち出される筈だ。
そうすれば、購入予定のX02HTでもきっと…と僕の夢は広がっているのである。

*1:以前、NTTドコモの中村社長も同様なプランがあることを匂わせていたが、結局は正式発表されなかった。ドコモ2.0の名が泣いている。


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