餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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マーメイドステークス

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マーメイドステークスと言えば、名牝エアグルーヴをはじめ、その代表産駒であるアドマイヤグルーヴ、エリモエクセル、ダイワエルシエーロといった錚々たるG1馬が制してきたレースだった。いわば「強い牝馬がその底力を見せつける」舞台だったのである。
しかし、昨年ヴィクトリアマイルが新設されたのを機に、別定戦からハンデ戦へと変更されてしまった。その途端に大波乱となったのは記憶に新しいところだ。開催時期が1ヶ月早まった上に、しかも昨年は京都で行われているのだから、これまでのレースデータなど全く参考にならないと言っていい。新設レースだという気持ちで予想しよう。
一通りメンバーを見渡してみると、どの馬も勝ちそうに思えないので困った。実績がある馬は休み明けだったり近走不調だったりするし、かといって、強力な上がり馬も見あたらないからだ。
みんな悩んでしまうからこそ、ミスベロニカなどという馬が人気になってしまうのだろう。しかし、いくら今年の3歳牝馬が強く、ハンデが軽いとはいえ、キャリア3戦&通算3勝の新人騎手コンビで勝負になるほど、重賞は甘くない筈だ。去年のソリッドプラチナムは、3歳&49kgでこのレースを制したが、今回のミスベロニカとは、あまりにも事情が違いすぎる*1。ここは黙って消し。
本命はコスモマーベラスに決めた。
牝馬オープンレースの安定株で、休み明け3戦目、安藤勝己鞍上。今回のメンバー中、一番死角が少ないとみた。前走のヴィクトリアマイルでは15着に敗れているが、大敗を引きずらないタイプで、ここは十分巻き返しがありえると思う。混戦状況であればあるほど、騎手の腕も重要になってくる。阪神2,000メートルでアンカツならば文句なしだ。
対抗はコスモプラチナ。単騎逃げになりそうな展開は魅力で、51kgならば十分粘り込みがありえる。鞍上の藤岡康太はまだ今年1年目の新人だが、兄藤岡佑介譲りの思い切りがあり、初騎乗初勝利を上げたように、スター性を持っている。ここはコスモ丼に期待。
ソリッドプラチナムの扱いに悩んだ。ハンデ戦専用馬であると考えれば、昨年以降の戦績は納得できる。今回は、愛知杯と同じ53kgで休み明け3戦目となれば絶好の狙い目とみた。小牧太鞍上というマイナスを差し引いても、あまりに魅力的だ。信念*2を曲げるのは不本意なのだけれど、あまりに当たらない昨今の現状を踏まえて柔軟に考えよう。目をつぶって3番手。
以下、使い詰めは不安だけれど、距離と鞍上が魅力のサンレイジャスパー、休み明けを克服が鍵も、実力上位のシェルズレイ、51kgのハンデなら一発があり得るヤマトマリオンあたりまで。ディアチャンスは、最後の1ハロンで力尽きそうな気がする。
馬券は、◎→○▲△△△の馬単マルチ10点と、3連単2頭軸マルチ◎○→▲△△△&◎▲→△△△の42点買い。
◎コスモマーベラス
○コスモプラチナ
▲ソリッドプラチナム
△サンレイジャスパー
△シェルズレイ
△ヤマトマリオン
消ミスベロニカ

*1:キャリア7戦&公営の名手安部幸夫鞍上。

*2:基本的に小牧太騎乗の馬は買わないことに決めている。


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