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武豊、アドマイヤ「解任」の衝撃

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ダービーの1週前。皐月賞で1番人気の支持をいただいたアドマイヤオーラで、どうやって巻き返そうかと考えていたところでしたが、オーナーサイドから「岩田に代えるから」と連絡があり、あっけなく騎乗馬がいなくなってしまいました。
【武豊オフィシャルホームページ/日記】

これは衝撃的な告白だ。
この日記が出る前は、「武豊は皐月賞までの約束であり、陣営がその後の騎乗者を探していた」という報道が出ていた*1のだけれど、実際そんなことはなく、「下ろされた」ことを本人自ら告白したわけである。
それにしても、過去ダービーを4勝もしている、空前絶後のダービー男をいきなりクビにするというのは、凄すぎるオーナーというしかない。おそらく、今年の武豊の不調を見て「武豊<岩田康誠」と踏んだのだろうが、ダービーを直前に控えたこの時期に突如解任というのは非常に乱暴な行為で、《アドマイヤ》という冠に大きな不信感を覚えてならない。
こちらの情報によれば、宝塚記念も、アドマイヤムーンではなくポップロックで挑戦することが決定したようだから、武豊とアドマイヤとの関係は完全に途切れたといってよさそうだ。
競馬は何よりもオーナーの権力が優先されるから、こういったことは昔からよくあったのだけれど、武豊だけは別格の存在で、これまで僕の記憶にはなかった。だから本当に驚いている。
ただ、日記からは沸々とした怒りがこみ上げているのがわかるし、こういったモードに入った時の武豊は恐い。誰よりも負けず嫌いな男であり、このまま落ち込むことはない筈だ。ディープの引退ショックを引きずっているのか、今年はスランプに陥っているけれど、それでもG1はきっちりと勝っているし、大一番では誰よりも頼りになる。僕は武豊の逆襲に期待したい。

*1:これはおそらく、マスコミが武豊に気を遣ったものだと思う。


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