桜花賞、皐月賞と続いたG1レースも今週は一休み。来週の天皇賞に向けて中休み的なイメージがあるけれど、僕は逆に気合十分だ。なんといっても、フローラSは、去年、僕の史上最高配当である3連単686,860円をゲットしたレースなのである。
あんなことはもう二度とないだろうけれど、もしかすると相性のいいレースなのかもしれないと都合良く考えて、今年も何とか的中させたい。
このレースは、東京競馬場が馬場改修された2003年以降、毎年単勝10番人気以下の馬が3着以内に突っ込んできて、荒れまくりの様相を呈している。例年、重賞戦線などで善戦してきたスピード上位馬が人気を集めるのだが、そういったスピード勝負のレースにはならず、スタミナ比べの持久力戦となることが波乱の要素となっているようだ。4年も続いた傾向が簡単に収まるとも思えないので、今年も波乱要素は十分だろう。
今年の注目は、何と言ってもベッラレイアだ。前走の脚はとにかく桁外れだった。新馬戦から33.8という上がりを繰り出しており、素質の高さは疑いようがない。ただ、中京の短い直線で凄い切れ味を使ったから東京に入れば更に…と考えるのは少し短絡的なのではなかろうか。
前述の通り、この時期の東京2000メートル戦は、上がりのかかるスタミナ勝負になることが多く、33秒台の脚を使える勝負になることはまずあり得ない。前走の脚を過信して、秋山が仕掛け遅れになったりすると、直線、差し届かずというケースも考えられるからだ。とはいえ、実力的にこのメンバーに入れば上であることは間違いないから、秋山がその能力を過信さえしなければ、まず3着は外すまい。3連単の軸として、1着を外した時の高配当を期待しよう。
ベッラレイアを軸とする以上、相手はもちろん人気薄で攻めたい。有力馬たちが皆後ろから行くだけに、前に行く馬が狙い目というのは誰でも考えつくだろう。しかし、何が行くのか全く予想がつかないのが悩みどころだ。
僕は、トウカイファインが逃げるのではないかと考えている。ここ2戦は控えているけれど、若竹賞では、逃げて牡馬相手に2着に粘りこんでいるし、好枠&アグレッシブ後藤鞍上なら、思い切って行きそうな気がするのだ。結局どの馬も逃げずに、団子状態でのレースとなって、最後の切れ味比べでベッラレイアに落ち着く可能性もあるけれど、それならそれで諦めよう。
マイネルーチェも面白い。新潟2歳Sで2着に入った時から注目していた馬で、長い距離を求めて牡馬相手の京成杯を使っていることにも好感を持てる。前走の脚には見所もあった。ちょっと枠が外過ぎるような気もするけれど、団子状態のレースになった時は、スムーズに走れる外の方がプラスだ。先週はハナ差に泣いた松岡正海が、ここで鬱憤を晴らす展開というのも面白い。
イクスキューズは迷った。クイーンCを勝ち、桜花賞5着なのだから、例年ならばこの馬が圧倒的な1番人気になってもおかしくなかったところだ。しかし、例年、こういった馬が沈んで波乱を演出していることを忘れまい。関西遠征後、中1週で初距離の2000メートル戦というのは牝馬にとって少し過酷のような気がするし血統的にもスタミナ勝負は苦しい筈で、思い切って消す。
以下、鞍上不安も切れ味は素質非凡のランペイア、蛯名が選んだミンティエアー、堅実な戦績&鞍上横典でホクレレ、チャクラの妹でスタミナ十分な筈のザリーンまで。
本当は、僕のPOG馬であり、母のレッドチリペッパーも大好きだった良血パッションレッドも買いたいのだけれど、スタミナ勝負のレースが向くとはどうしても思えない。応援馬券にとどめておく。
馬券は、◎○2頭軸→▲△△△△並びに◎▲2頭軸3連単マルチ→△△△△の54点買い。
◎ベッラレイア
○トウカイファイン
▲マイネルーチェ
△ランペイア
△ミンティエアー
△ホクレレ
△ザリーン
(追記)うーん。ホクレレ-12kgかぁ。デビュー戦から減り続けて、これで-30kg減では、いくら何でもきついのではないか。ならばやっぱりパッションレッドを買ってしまおう。大先生からの乗り代わりは気になるけれど、腰痛で追い切れない状態ならば、藤岡佑介の方がむしろプラスかもしれない。
△ホクレレ→△パッションレッド
フローラS
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