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政見放送削除のナンセンス

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 東京都知事選の候補者1人の政見放送が、インターネット上で繰り返し閲覧できる状態になっているとして、都選挙管理委員会は5日、米国の動画投稿サイト大手「ユーチューブ」に対し、この動画の削除を要請した。
削除対象は同候補の政見放送を扱った動画43件。BGMを加えたり、音声を加工したりしているものもあるという。
【asahi.com】

言うまでもなくこれは、外山恒一候補のことを指しているのだと思う。何しろあれだけ衝撃的な政見放送は前代未聞であり、しかも、こんなにまで影響が広がっているとなると、選管としては見過ごせなくなってしまったということか。
削除要請理由は、「政見放送が1人あたり5回と決まっており、この候補の映像だけが自由に見られると公平性が保てない」ということだが、今時、何を考えているのだと思う。
テレビの放映時間に合わせて、政見放送をじっくり見られる人など限られるし、誰もがそんな暇ではない。今や誰もがインターネットで簡単に情報を入手できる時代なのだから、どの候補者の政見放送であっても、いつでも自由に閲覧できるようにすれば良いのだ。それでこそ公平ではないか。
ただ、外山氏の場合は、出馬や政見放送自体が完全なネタであるから、ここまででもう、十分すぎるほど目的は達しただろう。その広告効果を試算したら、おそらく天文学的な数字になる筈だ。


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