武は武でも幸四郎の方だ!
アサクサキングス、前走の鬱憤を晴らす快勝。
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 |
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1 | 7 | 7 | ▲ | アサクサキングス | 牡3 | 武幸四郎 | 56 | 1.48.8 | 1-1 | 35.0 | 3 | |
2 | 3 | 3 | ○ | ナムラマース | 牡3 | ペリエ | 57 | 1.49.1 | 13/4 | 5-4 | 33.9 | 2 |
3 | 5 | 5 | サムライタイガース | 牡3 | 安藤勝己 | 56 | 1.49.1 | 頭 | 2-2 | 34.2 | 4 | |
4 | 6 | 6 | ◎ | オーシャンエイプス | 牡3 | 武豊 | 56 | 1.49.4 | 13/4 | 3-2 | 34.4 | 1 |
5 | 4 | 4 | オーシャンクルーズ | 牡3 | 本田優 | 56 | 1.49.9 | 3 | 5-4 | 34.8 | 6 | |
6 | 8 | 8 | アドマイヤヘッド | 牡3 | 岩田康誠 | 56 | 1.50.1 | 11/2 | 3-6 | 35.0 | 5 | |
7 | 1 | 1 | クリノアドベンチャ | 牡3 | 幸英明 | 56 | 1.50.3 | 11/2 | 5-7 | 34.8 | 8 | |
8 | 2 | 2 | マルカラボンバ | 牡3 | 川原正一 | 56 | 1.51.4 | 7 | 8-8 | 35.4 | 7 |
通過 36.4-49.3-61.7-73.8 上り 72.4-59.5-47.1-35.0 平均 1F:12.09 / 3F:36.27
単勝 7 \910
複勝 7 \180 / 3 \120 / 5 \260
馬連 03-07 \850 (3)
ワイド 03-07 \240 (3) / 05-07 \750 (9) / 03-05 \430 (5)
馬単 07-03 \2230 (8)
3連複 03-05-07 \2160 (7/56)
3連単 07-03-05 \13570 (32/336)
終わってみれば、実にあっけなかった。直前で四位が騎乗不能となったことで、アサクサキングスの陣営は焦った筈だが、幸四郎が空いていたのは幸運だった。
1月未勝利と、不調にあえいでいた武幸四郎だが、土曜のすばるSでは490万馬券の片棒を担ぐ勝利を上げ、リズムも良くなってきていたのだろう。当初逃げると思われたサムライタイガースの機先を制し、小気味よく逃げる。直線に入ってもその脚は衰えず、オーシャンエイプスが脱落した後、ナムラマースとサムライタイガースが追い込んでくるものの、既に勝敗は決していた。
終わってみれば、前走のラジオNIKKEI賞で、致命的な不利を受けた馬のワンツーになった。両馬とも、フサイチホウオーへの恨みは尽きない筈だから、リベンジ対決が楽しみである。
さて、注目のオーシャンエイプス。わずか新馬を勝ったばかりの馬に1.3倍という衝撃のオッズがついてしまったのは驚愕の極みだ。武豊の大風呂敷に(僕を含め)日本中が騙されてしまったということだろう。少なくとも、しばらくの間、武豊には「ディープインパクトを彷彿させるような賛辞」を自粛してもらいたいと思う。
それにしても、まさか3着も外すとは思わなかった。アサクサキングスに追いつけず、ナムラマース、サムライタイガースとの競り合いでも、1頭だけ取り残されてしまうのだから、完全に力不足だ。
まだ2戦目ということを考えると、今後の巻き返しはあり得ると思うけれど、少なくともディープ級でないことだけははっきりした。これから相当良化していかなければ、クラシック級と呼ぶのも厳しくなってきた気がする。