「負けない」ことが強さの証。
フサイチホウオー、共同通信杯を制して4戦4勝!
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 |
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1 | 3 | 3 | ◎ | フサイチホウオー | 牡3 | 安藤勝己 | 57 | 1.47.7 | 4-6-5 | 34.2 | 1 | |
2 | 5 | 5 | ダイレクトキャッチ | 牡3 | 北村宏司 | 56 | 1.47.7 | クビ | 4-6-8 | 34.0 | 5 | |
3 | 7 | 7 | ○ | フライングアップル | 牡3 | 岩田康誠 | 56 | 1.47.8 | 1/2 | 3-3-2 | 34.6 | 3 |
4 | 1 | 1 | ▲ | ニュービギニング | 牡3 | 武豊 | 56 | 1.48.1 | 13/4 | 8-9-8 | 34.4 | 2 |
5 | 4 | 4 | インパーフェクト | 牡3 | 御神本訓 | 56 | 1.48.5 | 21/2 | 8-8-5 | 34.9 | 6 | |
6 | 8 | 9 | ノワールシチー | 牡3 | 田中勝春 | 56 | 1.48.6 | クビ | 4-1-1 | 35.6 | 8 | |
7 | 2 | 2 | △ | フリオーソ | 牡3 | 内田博幸 | 57 | 1.48.7 | 1/2 | 2-5-5 | 35.2 | 4 |
8 | 8 | 8 | マイネルブリアー | 牡3 | 蛯名正義 | 56 | 1.48.9 | 1 | 4-4-2 | 35.6 | 7 | |
9 | 6 | 6 | ツカサラッキー | 牡3 | 熊沢重文 | 56 | 1.49.0 | 1/2 | 1-2-2 | 35.8 | 9 |
通過 35.9-47.6-60.1-73.0 上り 71.8-60.1-47.6-34.7平均 1F:11.97 / 3F:35.90
単勝 3 \140
複勝 3 \100 / 5 \240 / 7 \140
枠連 3-5 \1150 (4)
馬連 03-05 \1220 (4)
ワイド 03-05 \330 (4) / 03-07 \160 (2) / 05-07 \560 (8)
馬単 03-05 \1470 (6)
3連複 03-05-07 \980 (4/84)
3連単 03-05-07 \3110 (12/504)
スタート直後は、ほぼダンゴ状態だったが、少しずつ馬群がばらけて、ツカサラッキーが抜け出し、フライングアップル、マイネルブリアーが続く展開。しかし、それほど縦長にはならず、先頭から最後方まで10馬身程度に収まっている。
圧倒的人気を背負ったフサイチホウオーは、中団よりやや後方。道中、アンカツは折り合いに専念しているように見えた。英雄の弟ニュービギニングは、スタートがそれほど悪くなかったにも関わらず、あえて下げて最後方から。
3〜4角でペースが緩んだところ、一気に馬群が詰まる。直線では、いったんフライングアップルが先頭に立つ。4角で外に出したフサイチホウオーは、満を持して追い出し、それを捉えにかかる。しかしそれほど鋭くは伸びない。外からダイレクトキャッチがもの凄い脚で強襲してきたため、一瞬全てをまとめて交わしてしまうのではないかと思ったが、ゴールの瞬間では、何とかフサイチホウオーが凌ぎきっていた。
今日のフサイチは、前走のように不安定な走りではなかったけれど、若干伸びとしては物足りなかった気がする。初めて背負う57kgや、太め残りのせいもあったかと思うが、何となく、これまでほどの凄みを感じなかった。
ただ、目標はあくまでクラシックに置いている筈だから、今日のところは、無敗で通過できたことが実力の証明と言えるだろう。
注目のニュービギニングは、直線伸びきれず4着。道中最後方から、ロスなく内を突いたのだけれど、そこからの伸びが兄とは桁違いに鈍かった。やはり、そう簡単にディープ級の馬は出現しないということだろう。ただ、予想時点でも書いたけれど、ディープの弟というより「ウインドインハーヘアの仔」として考えれば、壁にぶつかるのはある意味必然で、この先、経験を積んでいくことにより、重賞ぐらいは勝てるのではないかと思う。