餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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生産終了の噂に思うこと

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id:kAbajyUさんからの情報経由で知ったのだけれど、2月にはZaurus の生産ラインが停止してしまうようだ。まだ噂レベルではあるけれど、もしもそれが本当だとしたら実に悲しい。
Zaurusといえば、1993年の登場以来、長い間国産のPDA界を牽引し、シャープの看板でもあった機種だった。日本のPDA市場が縮小し、あのCLIEが消えたあとでもなお、孤軍奮闘。独自OSを捨て、Linuxを採用して再起を図った。
しかし、4GBものハードディスクを搭載して、大きく生まれ変わったSL-C3000が登場してから、既に2年以上が経過している。その後、C3100、C3200が登場したものの、あくまでマイナーチェンジにとどまり、実質的な新機種は登場していない。これまで何度も生産終了の噂を乗り越えてきたザウルスだけれど、今度ばかりは本当に終了してしまうのかもしれない。
W-ZERO3の登場が影響していることは、ほぼ間違いないだろう。W-ZERO3が、日本で初めての本格的スマートフォンとして大ヒットした大きな要因は、長い間Zaurusで培われてきたシャープの開発陣の技術力にあっただろうからだ。
だから、あそこまでW-ZERO3が大ヒットしてしまうと、当然開発陣もW-ZERO3に傾注していく*1こととなり、だから当然、Zaurusどころではなくなってしまったのだろう。
最近僕もほとんど使わなくなってしまったから、偉そうなことは書けないのだけれど、一時期は、その天板を交換してまでのめりこんだりなざうが、遂に消えてしまうというのは、とても寂しく、そして切ない。

*1:あんなに短期間でW-ZERO3後継の[es]が登場したことは、それを象徴している


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