ビクトリーロードは最内にあり。
トウカイワイルド、アンカツに導かれて一気にG2制覇!
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 3 | △ | トウカイワイルド | 牡5 | 安藤勝己 | 54 | 2.27.4 | 9-7-10-6 | 35.1 | 5 | |
2 | 6 | 8 | △ | トウカイエリート | 牡7 | 赤木高太郎 | 54 | 2.27.5 | クビ | 4-4-4-3 | 35.4 | 4 |
3 | 5 | 5 | ダークメッセージ | 牡4 | 酒井学 | 50 | 2.27.5 | 頭 | 7-7-7-6 | 35.3 | 9 | |
4 | 7 | 10 | ○ | メイショウオウテ | 牡5 | 岩田康誠 | 55 | 2.27.5 | ハナ | 9-10-7-6 | 35.3 | 2 |
5 | 8 | 12 | マキハタサイボーグ | セ5 | 秋山真一 | 52 | 2.27.7 | 11/4 | 7-7-7-9 | 35.4 | 6 | |
6 | 7 | 9 | ▲ | アドマイヤフジ | 牡5 | 福永祐一 | 57.5 | 2.27.8 | 1/2 | 5-5-4-3 | 35.7 | 1 |
7 | 5 | 6 | ジャッキーテースト | 牝6 | 川島信二 | 50 | 2.27.9 | 3/4 | 12-11-12-9 | 35.5 | 8 | |
8 | 1 | 1 | ◎ | オースミグラスワン | 牡5 | 四位洋文 | 56.5 | 2.28.1 | 1 | 11-11-10-12 | 35.7 | 3 |
9 | 2 | 2 | ウインレガート | 牡8 | 川田将雅 | 51 | 2.28.1 | クビ | 2-2-2-2 | 36.2 | 11 | |
10 | 6 | 7 | ワイアットアープ | 牡7 | 畑端省吾 | 49 | 2.29.2 | 7 | 3-3-3-3 | 37.2 | 12 | |
11 | 4 | 4 | サイレントディール | 牡7 | 和田竜二 | 56 | 2.29.2 | ハナ | 1-1-1-1 | 37.4 | 7 | |
12 | 8 | 11 | ダンツジャッジ | 牡8 | 熊沢重文 | 55 | 2.29.8 | 31/2 | 5-5-4-9 | 37.6 | 10 |
通過 34.7-47.7-60.5-73.5 上り 73.9-60.1-47.3-35.6 平均 1F:12.28 / 3F:36.85
単勝 3 \820
複勝 3 \230 / 8 \220 / 5 \910
枠連 3-6 \1750 (7)
馬連 03-08 \1520 (8)
ワイド 03-08 \550 (8) / 03-05 \2990 (28) / 05-08 \2730 (26)
馬単 03-08 \3780 (17)
3連複 03-05-08 \13650 (39/220)
3連単 03-08-05 \75720 (178/1320)
流石はアンカツ。自らがここへの出走を進言した馬が重賞を制覇するのだから、見事としかいいようがない。
それにしても、いかに層の薄いハンデ戦とはいえ、まだ準オープンに出走できる立場の馬がG2でここまで走れると思わなかった。トウカイワイルドの力もさることながら、これはアンカツのファインプレイによるものが大きかったと思う。スーパー競馬でも賞賛されていたけれど、道中は内ぴったりにコースをとって息を潜め、直線に入ると最内からするすると伸びてきた。
思い切って逃げたサイレントディール、それについていったウインレガート、ワイアットアープといった人気薄の馬たちは3角で力尽き、後続に飲み込まれたため、直線一団となっての瞬発力勝負となった。
悔しかったのは2着トウカイエリートの赤木高太郎だろう。王道のコースを通り、直線でもしっかりと伸びたにもかかわらず、コース取りと余力の差で競り負けてしまった感がある。赤木の重賞初制覇は、地方の偉大な先達に阻まれてしまった。
3着に500万下を勝ったばかりの4歳馬ダークメッセージが入るぐらいだから、レースレベルとしては疑問だけれど、展開を見事に読み切ったアンカツの勝利だろう。
人気のアドマイヤフジは、道中絶好位にいながら、直線で全く伸びず6着惨敗。これはやはり2走ボケなのではないだろうか。