広告戦略ツールとしてのYouTube

昨日、YouTubeでの面白映像として、人を怒らせる方法 「接近」というネタをアップしたものの、発行元からの抗議や削除依頼で、YouTubeから消えてしまうかもしれないなぁ、と思っていた。
今年のつま恋に登場した、中島みゆきの「永遠の嘘をついてくれ」映像などは、あっという間に削除されてしまったからだ。
しかし、色々調べてみると、削除されることなどあり得ないということがわかった。これは無断でも何でもなく、なんと、DVD発行元の社長自らが仕掛けたプロモーション戦略だったのである。
■女社長マミの一億円プロジェクト■:■温厚な上司の怒らせ方 - livedoor Blog（ブログ）
大ヒット記念（？）として、リハーサル風景やデスクトップの壁紙（これ欲しい！）が公開されているのに加えて、「近日、新たな【怒らせ方】映像が流出？！予定」のコメントまで記載されているのだから、手放しの喜びようである。
それはそうだろう。広告費無料であるにもかかわらず、わずか１週間で46,748 VIEWSを叩き出し、はてブなどでのブックマークや、ブロガーたちの宣伝などなど、その浸透効果は計り知れないほどになるだろうからだ。既にあちこちで実践されているのかもしれないが、YouTubeを使った広告戦略は、仕掛けようによっては、相当に有効なのではないかと思った。