餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ソフトバンク「X01HT」発表で感じた思い

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ソフトバンク(ボーダフォン)の新機種が一気に発表された。
番号ポータビリティ制度を間近に控えているせいだろうか、実に戦略的な機種が並んだ。各所での事前調査によれば、他社に流れる可能性が一番高いと予測されているソフトバンクだけに、大きな勝負に出たのだろう。
光学3倍ズームの5Mピクセルカメラがついた「910SH」や、折りたたみ型で最薄となる12.3ミリという「706SC」など、多種多彩の機種がラインナップされたが、僕にとって最大の注目は、やはり「X01HT」である。
これは、台湾HTC製のWindows Mobile 5.0搭載HSDPA端末で、もちろんQWERTYキーボードを搭載している。ハードウェア的には、法人向けに発売されているドコモの「hTc z」とほぼ同じであるようだが、個人向けを意識した機能追加も行われているようだ。
その詳細については、山田さんのMOBILE DAILY NEWSが実に詳しく素晴らしくレビューしてくださっているのだが、それを見ていて、僕は本当に胸が熱くなった。
W-ZERO3が切り開いてくれたスマートフォン市場が、ついにここまで来たかという思いからだ。W-ZERO3の成功がなければ、おそらく今年は発売されなかった筈で、だからあらためて感慨深くなる。
細かいことを言えば、液晶がQVGAである点や、プッシュメールに対応していないことなど、いくつか気になる点もある。しかし、何より、ソフトバンクから、個人向けにこの端末が発売されたという意義が大きい。
これがヒットしてくれれば、ドコモやauも追随する筈だからだ。
いつしか当たり前のように各社からスマートフォンが発売されて、その時、「最初はW-ZERO3という端末が…」とか「ソフトバンクから出たX01HT以降続々と…」とか昔話のように話せる時代が来るのだろうか。僕は、それがきっと来ると信じてやまない。


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