夏競馬は格か調子か。これは非常に難しいテーマだ。格を重視すれば、調子の良い馬が来るし、調子を重視すれば、やっぱり格で決まったりする。昨日の「みなみ北海道S」など、ファストタテヤマ、イングランディーレという、断然の格上馬*1が1,3着に入ったのに、3連複26,970円、3連単155,180円というのは、競馬の難しさを物語っていると思う。
ということで関屋記念。格は断然にテレグノシスだ。G1を含む重賞3勝、2着4回の実績は、ここに入ると1枚も2枚も違う。7歳馬だけに末脚の衰えは心配だけれど、今年に入っても、京王杯SCで3着の実績があるし、あれだけ走れれば、ここでは十分通用する筈だ。
調子を重視するならワディラムか。前走が初のオープン勝ちながら、今回出走のペールギュント、サイドワインダー、エムエスワールドあたりを軽く退けている。51Kgでの勝利だっただけに、その成績を鵜呑みにはできないが、調子が良いことだけは間違いないし、「夏は牝馬」という格言も後押しになるだろう。
本命はテレグノシス。陣営が、主戦の勝浦を下ろし、北海道から横山典弘を呼び寄せる以上、勝負に来ていることは間違いない。東京専用馬だと思われがちだが、直線が長く、左回りの新潟は、東京と類似点が多く、広々とした外回りコースはこの馬に合うと信じる。
対抗はヤマニンアラバスタ。新潟が得意の夏馬で、昨年夏の圧倒的な強さが忘れられない。癖のある馬だけに、主戦の江田照男から大先生への乗り代わりは必ずしもプラスといえないし、マイル戦は幾分短く、新潟記念への叩き台という気もする。ただ、休み明けは走る馬だけに、突き抜けてしまうだけの底力は持っている。逆転の可能性まで含めた対抗。
末脚勝負となれば、昨年の覇者サイドワインダーも捨てきれない。ここ2戦は道悪に泣いたが、良馬場の新潟ならば、巻き返しがあり得る。8歳馬だけに、過信はできないものの、夏は高齢馬が頑張る季節でもある。これも、1着の可能性まで秘めた単穴。
もう1頭、人気薄のフジサイレンスを推奨。忘れた頃に走る典型的な穴馬だ。東京新聞杯で、オレハマッテルゼを破った強烈な脚を、皆が忘れかけている今回が絶好の狙い目とみた。
上記4頭に加えて、連下候補として、上がり馬のワディラム、リフレッシュ放牧が好ましいアルビレオ、内田博幸騎乗が恐いケイアイガードも買いたい。
馬券は、3連単フォーメーションで、◎→○▲★→○▲★△△△と、○▲★→◎→○▲★△△△に加えて、○▲★→○▲★△△△→◎まで押さえて計45点買い。
人気のペールギュントは、実力的にはここでも足りそうだが、小牧太騎乗なので買いたくない。信念で切り。
◎テレグノシス
○ヤマニンアラバスタ
▲サイドワインダー
★フジサイレンス
△ワディラム
△アルビレオ
△ケイアイガード
*1:この2頭以外の出走馬は、峠を過ぎた9歳馬のユキノサンロイヤルを除けば、重賞未勝利。
