《回顧》フローラＳ

これが父オペラハウスの底力だ。
あっと驚く新星、ヤマトオリオン府中に輝く。

	着	枠	馬	馬名	性齢	騎手	斤量	タイム	着差	コーナー順	3F	人
○	１	2	3	ヤマトマリオン	牝3	菊沢隆徳	54	2.01.7		3-7-8	34.5	10
△	２	1	2	ブロンコーネ	牝3	藤田伸二	54	2.01.9	１	6-7-5	34.8	8
◎	３	5	9	アクロスザヘイブン	牝3	小野次郎	54	2.01.9	頭	1-2-2	35.1	4
▲	４	1	1	オリオンオンサイト	牝3	川田将雅	54	2.01.9	クビ	2-3-2	35.0	5
	５	7	14	ホーリーミスト	牝3	勝浦正樹	54	2.02.0	1/2	15-14-16	34.3	6
	６	2	4	ミルキーウェイ	牝3	大野拓弥	54	2.02.0	頭	7-9-9	34.7	18
消	７	5	10	テイエムプリキュア	牝3	熊沢重文	54	2.02.0	ハナ	12-9-9	34.7	1
△	８	4	7	アイスドール	牝3	後藤浩輝	54	2.02.0	ハナ	9-9-9	34.7	2
	９	8	16	メジロラルゴ	牝3	武士沢友	54	2.02.0	頭	16-16-17	34.1	12
	10	6	11	ヤマニンエマイユ	牝3	津村明秀	54	2.02.1	クビ	7-5-5	35.0	16
△	11	7	15	マイネサンサン	牝3	吉田豊	54	2.02.2	1/2	13-13-13	34.6	3
	12	3	6	ホウショウルビー	牝3	郷原洋司	54	2.02.2	ハナ	3-5-5	35.1	17
	13	3	5	ハギノプリンセス	牝3	松岡正海	54	2.02.3	クビ	9-9-9	34.9	7
	14	8	18	プリティタヤス	牝3	江田照男	54	2.02.3	クビ	16-16-13	34.7	15
	15	7	13	スイートローレライ	牝3	内田博幸	54	2.02.5	１1/4	18-18-17	34.6	9
	16	4	8	ブローオブサンダー	牝3	武幸四郎	54	2.02.8	２	9-1-1	36.6	13
	17	6	12	ロランラムール	牝3	北村宏司	54	2.02.8	ハナ	13-14-13	35.2	11
	18	8	17	バトルサクヤビメ	牝3	小林淳一	54	2.03.9	７	3-3-4	36.9	14

LAP	13.0-12.0-12.1-12.2-12.2-12.5-12.2-11.8-11.5-12.2

単勝	３ \2770
複勝	３ \800 / ２ \700 / ９ \320
枠連	1-2 \5570 (24)
馬連	02-03 \27340 (84)
ワイド	02-03 \6300 (78) / 03-09 \3570 (46) / 02-09 \3090 (36)
馬単	03-02 \59750 (181)
３連複	02-03-09 \94400 (271/816)
３連単	03-02-09 \686860 (1764/4896)

レースは、まずオリオンオンサイトが内枠を利してハナにたったが、２角手前で外からするするとアクロスザヘイブンが交わした。この２頭で落ち着くかと思いきや、途中から、武幸のブローオブサンダーが、かかったように先頭を奪う意外な展開に。しかし、その後ろの隊列はまり変わらず、ゆったりとした展開で流れた。
４角を過ぎると、先頭を行くブローオブサンダーはずるずると下がって、馬群はひとかたまりとなったが、離れた２番手集団にいたアクロスザヘイブン、オリオンオンサイトの手応えも悪くない。内からするするとブロンコーネが抜けて、この３頭の勝負かと思いきや、最後の１ハロンぐらいで、ヤマトオリオンが弾けるように抜け出した。壮絶な次位争いは、白い帽子２頭とアクロスザヘイブンの争いとなり、僕にとっては手に汗握る大激戦となった。
勝ったヤマトマリオンは、先週の皐月賞を制したメイショウサムソンと同じオペラハウス産駒。予想の時も書いたが、こういう血の勢いは重要である。距離が伸びて悪い筈がなく、オークスでも十分期待できる馬だ。
２着のブロンコーネは、流石母父トニービンといったところか。僕の本命アクロスザヘイブンは３着。最後の最後まで頑張ってくれたおかげで、どでかい大万馬券を取ることができ、本当に嬉しい。
２歳女王テイエムプリキュアは７着。やはり、こういった上がり勝負の競馬では分が悪い。７着とはいっても0.3秒差だから、それほど惨敗ではないが、このメンバーで勝ちきれないようでは、オークスでの巻き返しは難しいだろう。