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《回顧》阪神大賞典

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あの、爽やかな、風のような走りが戻ってきた。
格の違いを見せつける完勝劇で、ディープインパクト伝説の第2幕が始まる。

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 コーナー順 3F
2 2 ディープインパクト 牡4 武豊   58 3.08.8 6-6-4-2 36.8 1
1 1 トウカイトリック  牡4 芹沢純一 56 3.09.4 31/2 1-1-1-1 38.1 5
8 8 デルタブルース   牡5 岩田康誠 58 3.10.1 3-3-3-3 38.3 2
6 6 ハイフレンドトライ 牡6 池添謙一 57 3.10.8 9-9-9-7 38.2 8
5 5 ファストタテヤマ  牡7 武幸四郎 57 3.11.1 4-4-4-5 38.9 6
8 9 アイポッパー    牡6 安藤勝己 57 3.11.4 8-8-7-5 39.2 4
7 7 チャクラ      牡6 小牧太  57 3.12.6 7-6-7-9 39.6 7
3 3 インティライミ   牡4 佐藤哲三 57 3.12.8 11/4 2-2-2-3 41.1 3
4 4 ブリットレーン   牡7 和田竜二 57 3.14.3 5-4-6-8 41.6 9
LAP  13.1-11.9-11.8-11.8-12.3-12.3-12.8-13.0-13.1-13.1-13.3-12.8-11.9-12.0-13.6
単勝 2 \110
複勝 2 \100 / 1 \240 / 8 \120
枠連 1-2 \970 (3)
馬連 01-02 \860 (4)
ワイド 01-02 \340 (4) / 02-08 \150 (1) / 01-08 \650 (9)
馬単 02-01 \920 (4)
3連複 01-02-08 \860 (4/84)
3連単 02-01-08 \3290 (12/504)
少しでもその強さを疑った自分が恥ずかしい。58Kgも、道悪も、全く何の問題もなく、ディープインパクトが突き抜けた。レースは、逃げたトウカイトリックが2着に粘り込み、3着のデルタブルースも前に行っていたから、先行有利の展開だったことは間違いない。そんな流れを、後方ゆったりと追走し、3角手前からすいすいと上がっていったのは、まさにディープインパクトの真骨頂。これぞディープの走りだ!とぞくぞくする思いだった。
これまでのレースでは、全て34秒台以下の上がりでまとめていたディープインパクトだったが、今回は、36.8も掛かっている。しかし他の馬たちは皆、38秒以上を要しており、非常に時計の掛かる馬場だったと言える。こういった馬場であっても、十分にその力を発揮できたということは、ディープインパクトの強さを更に際だたせた感がある。要は、どんな競馬でもできるということになるからだ。
ディープにとって、ゆったりと走れる淀の2マイルは、さらに適した舞台になる筈で、天皇賞での死角は、完全になくなった感じがする。
トウカイトリックの逃げ粘りは、この馬のスタミナを生かした芹沢純一の好騎乗。しかしディープインパクトは最後に追うのをやめており、実際は3馬身どころではない力の差を感じる。デルタブルースは、ディープどころかトウカイトリックも交わせず、逆に突き放されてしまった。菊花賞馬だけに、京都での巻き返しがないとは言えないが、やや力不足の印象も受けた。インティライミは、スタミナ切れなのか大惨敗をしてしまったし、今回のメンバーでは天皇賞でディープインパクトを逆転するのは、ほぼ不可能であると思える。
ただただ、ディープインパクトの強さだけが際だち、輝いていた阪神大賞典だった。


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