餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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登録馬を見て考えたこと

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今週はいよいよディープインパクトが登場する。この阪神大賞典は、とにかく1番人気馬が強いレースであり、幾多の名馬たちが人気に応えて勝ち上がってきた。頭数も10頭と少ないだけに、ここは当然楽勝のケースだ。ディープにとっては、相手関係よりもむしろ、初めて背負う58Kgという斤量が僕は心配である。杞憂に終わるとは思っているが、身体の小さな馬だから、それだけが気がかりだ。
もちろん、ディープインパクトは三冠馬なのであるから、58Kgで出走できるだけでも恵まれていると思わなければいけないのだが、週刊競馬ブックを見ていたら、実はもっと恵まれた条件のレースがあることに気がついた。
高松宮記念だ。
いったい何なんだ、今年の登録メンバーは。G1どころか、G2だとしてもショボ過ぎるメンバー構成で、短距離界の層の薄さに驚いた。このメンバー相手なら、いくら1200メートルとはいえ、ディープインパクトは調教代わりに楽勝できるのではなかろうか、と僕は一瞬だけ思った。何と言っても57kgで出走できるのは大いに有利だからだ。
しかし、それはあくまで一瞬だけの妄想である。何度シミュレーションしてみても、ディープインパクトが負けるイメージは浮かばないのだけれど、このあと、春の天皇賞を目指す馬が1200メートルのG1をステップにするのは、あまりに節操がないだろう。
何より、ディープインパクトには、ナリタブライアンの道を辿って欲しくないのだ。あの時のナリタブライアンは、阪神大賞典1着、天皇賞春2着のあと、なんと高松宮杯*1に出走したため、陣営に対して喧々囂々の非難が上がったんだよなぁ。
当時僕は、「三冠馬ナリタブライアンを馬鹿にした使い方だ。ふざけるな」とかなり腹を立てたことを思い出す。結局、ナリタブライアンは不慣れな距離への戸惑いもあったか4着。その後、屈腱炎まで発症し、引退を余儀なくされてしまった。だから、ディープインパクト陣営がそんな愚行を犯す筈はないのだけれども。

*1:当時は「高松宮記念」ではなく「高松宮杯」で、時期も5月だった。


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