- ビスケットの日
- バカヤローの日
- 織部の日
- エッセイ記念日
- 逍遥忌
今日はビスケットの日だ。解説によれば、1855年の今日、パンの製法を学ぶ為に長崎に留学していた水戸藩の柴田方庵が、同藩の萩信之助に、パン・ビスケットの製法を書いた「パン・ビスコイト製法書」を送ったことから、ビスケットの日となったようだ。
そんな史実を知っている人は少ないだろうが、ビスケットの歌なら誰でも知っている筈だ。ということで、少し歌ってみることにしよう。*1
ポケットの中には ビスケットがひとつ
ポケットをたたくと ビスケットがふたつ
もうひとつたたくと ビスケットはみっつ
たたいてみるたびビスケットはふえる
そんな不思議なポケットが ほしい
そんな不思議なポケットが ほしい
【不思議なポケット(作詞・ まどみちお/作曲・渡辺茂)】
歌詞をよく読むとわかるように、この歌は、本当はビスケットの歌ではない。あくまで「たたくと中身が増える」不思議なポケットの歌なのだ。しかし、なぜビスケットなのだろう。ビスケットをポケットに入れて叩いたら、割れてしまうと思うのだが、まさか割れたことで「増える」と言っているのではあるまい*2。そもそもポケットの中にビスケットを入れたら、不衛生な気がするのだけれどなぁ。…って、童謡に意味を求めてもナンセンスなのだけれど。