餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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neonモックのインプレッション

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おとといの日曜日。
僕は近所のauショップに寄ってみた。そろそろneonが入荷になる頃ではないかと思ったからである。店内での展示はなかったが、店員の女性に聞いてみたところ、「本日モックが入荷しました!」と満面の笑顔で告げられ、カウンターへと案内された。
カウンターに座ると、僕の目の前に、待ち焦がれたneonが並べられた。色は3色。白、水色、黒。僕が欲しいのは、もちろん、大好きな色である黒だ。ということで、すぐに僕は黒を手にとって、思う存分確かめた。色、手触り、重さ、形、デザイン…。
開閉も何度も何度も繰り返し、キーの押し心地も確かめた。モックで確認可能な点については全て確認したといってもいい。店員の女性は、そんな僕の姿を見て「黒が一番人気ですね。既に予約も何件か入ってますし。でも、今なら発売日に手にはいると思います」とプッシュしてきた。それを聞いて、一瞬僕の心はぐらついたが、それは一瞬だけのことだった。僕の心はほぼ決まっていたのだ。これは、見送りだと。
もちろん、魅力的な端末であることは間違いない。流石はau design projectであり、あのINFOBARを手がけた深澤直人氏の作品だけに、良くできているとは思う。しかし、僕が今持っているINFOBARを初めて見た時に感じたような強力なインパクトを、このneonに感じることができなかったのだ。
確かに丸い部分が全くないシャープな筐体は格好いいが、何と言っても、ごつい、厚い。INFOBARのスリムな筐体に慣れた僕には苦痛さえ感じそうな厚さである。2つ折りを開いた際、重心が液晶面に傾くので、心なしか最下段のキーが押しにくいのも気になった。そういった面を割り引いてもなお、デザインが魅力的であれば、問題なかったのだけれど、そこまでの衝撃を受けなかった以上、欠点の方が気になってしまう。
カタログをもらって帰り、家に帰っても色々と考えてみた。少しだけ迷ったのは、「モックは光らない」ことで、光らなければ、neonの最大の魅力は表現できていない筈だ。だから実機を見ての大逆転がないとは言えないが、少なくとも2晩考えた限りでは、これまでに感じていた物欲が大いに薄れてしまったことは確かである。


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