- 禁酒の日
- 藪入り
- 初閻魔,閻魔賽日,十王詣
- 念仏の口開け
- 晴れの特異日
アメリカで禁酒法が実施されたのは、1920年の今日だから、もう、86年も前のことだ。だから今とはかなり時代背景が異なっている可能性もあるが、それでも、国を挙げて酒を禁止したのだから、それは凄いことだと思う。
しかし、しかし結果は、密造、密売が横行し、それによって巨大な利益を上げるマフィアの勢力拡大を助長するだけとなり、抑制にはならなかったようだ。酒は、タバコと並んで依存度の高い嗜好品だから、「飲むな」と言われても簡単にやめられないのが、人間の性というものなのだろう。
禁酒というテーマがいかに古くから語られていたかという証拠に、古典落語の名作に「禁酒番屋」という噺があるのだが、これが実に爆笑物の名作だ。機会があれば、是非聞いてみることをオススメしたい。