3冠馬ディープインパクトの追い切りが敢行された。
ディープインパクト、仕上がり順調…11秒台マーク
ディープインパクトは21日早朝、栗東トレーニングセンター(滋賀県)で最終調教に臨んだ。当初は22日の予定だったが、天気予報で大雪の可能性があるため、馬場状態のいいこの日に変更した。本番でコンビを組む武豊騎手が手綱を取り、約1200メートルを駆け抜けた。最後の直線200メートルは11秒台をマーク、併走した馬を半馬身抜き去り、順調な仕上がりぶり。
池江泰郎調教師は「予定通り。いい動きでした。無事にここまで来て、スッキリした気分」とにこやかな様子。武騎手も「しっかりした調教が出来、ホッとした。負けることが許されない立場。期待にこたえたい」と自信を見せていた。
【YOMIURI ONLINE】
昨日の朝刊では「なぜだ!ディープ異例の木曜追い」という類の記事が各紙に載って、無理矢理不安を煽っていたが、急遽、従来通りの水曜追いに変更されたようだ。そしてこれを「ドタバタ水曜追い」というような書き方で、陣営の混乱ぶりを強調している新聞もある。しかし、当のディープインパクトは、そんな混乱も何のその、順調な追い切りを見せた。いくらマスコミが不安を煽ろうが、ディープインパクトにとっては何の関係もないことで、どこ吹く風といったところだ。順調でありさえすれば、結果は自然とついてくる。
運命の有馬記念まで、あと3日だ。