餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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大逆転!

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抽選販売に望みを託すと決めつつも、それでも諦めきれなくて、今日、都内の家電量販店をいくつか巡回したところ、やっぱりどこもかしこも「現在品切入荷未定」だったのだが、1軒だけ、そういった札がついていないところがあった。
店員に「これ、あるんですか」とさりなげなく聞いてみたところ、「初回の予約分があっという間になくなってしまって、現在は入荷未定です」との答え。何だ、だったらそう書いておいてくれよと思いつつ立ち去ろうとしたところ、別の店員が、値札の所に、「現在品切れ中です」のシールを貼って立ち去っていった。
なんというタイミング、と思いつつ、僕はふと、あることに気がついた。値札は、ともに新規で《年間契約あり》と《年間契約なし》の2種類に分かれており、店員がシールを貼ったのは、《年間契約なし》の方だけだった。全て品切れだというのなら、両方にシールが貼られる筈ではないか。それがなぜ一方なのだ。
ということで、僕は、さっき入荷未定と答えた店員とは違う、信頼できそうな店員を捕まえて聞いてみた。「これ、こっち*1の方はまだ在庫があるんでしょうか」と。
その店員は、「少し待ってください」と言って立ち去った後、戻ってきて、1枚の名刺を渡して僕にこう告げた。「ええ、在庫はあるんですけど、担当員が取り込んでいて今は対応できません。お取り置きができないシステムになっているので、この(担当員の)名刺を持って、1時間後にまた来てください。」
ネットでの超品薄状態と、他店の状況を掴んでいた僕は、まさかそんな簡単に手に入るとは思っておらず、もしかしたら他の商品と勘違いしているんじゃないかと思いつつ、しかし、それならそれで、少しごねて、次回の入荷時に優先してもらおうなどと考え、それこそダメもとで1時間後、その店を再訪した。
売場の店員に、預かっていた名刺を見せて尋ねると、担当員が現れ、「あぁ、先ほどの方ですね、はい、在庫がありますので、これからお手続きができます」と、僕に告げた。まさか、と思ったが、本当だったのだ。あぁ、まだ神は僕を見捨ててはいなかったのだな、と思った。大袈裟かもしれないが、それくらい驚いたのである。
それから後の手続きは、夢のように過ぎた。あれほど遠い存在だと思っていたW-ZERO3が、今僕の手元にある。信じられない思いだ。セットアップ等は明日以降の楽しみにしたいと思っているけれど、今日はぐっすりと眠れそうな気がする。

*1:年間契約あり、を指さして尋ねた。


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