＜和歌山市長＞「今市もイマイチ」女児殺害で不適切発言
広島市安芸区や栃木県今市市で小学１年女児が殺害される事件が相次ぐ中、和歌山市の大橋建一市長（５９）は５日、市議会本会議で子どもの安全対策を問われ、「栃木の今市もイマイチのまち」などと答弁した。大橋市長は「不用意な、配慮を欠いた発言だった」として、６日の本会議で発言を取り消し、謝罪する。
【毎日新聞】
呆れて物が言えない。出席者は耳を疑ったのではないか。小学１年生の女児が殺されるという陰惨な事件に関して問われて、「今市もイマイチ」などという発言が出てくる神経が僕にはわからない。議会の本会議の場で、こういった、誰も笑えない洒落を言うような感性の持ち主が、市長をやっていること自体僕は恐怖を覚える。これだけ話題になってしまったことで、おそらく猛省していると思うが、反省すれば許される話なのだろうか。たとえ悪意がないのだとしても、このような発言をしてしまうのは根本的な「感性」の問題であり、それが、59歳にもなって簡単に矯正されるとは、僕には思えないからだ。
