餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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セントライト記念

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いよいよ、セントライト記念である。
以前はセントライト記念→京都新聞杯→菊花賞というステップを取れたために、
このあと、もうひと叩きして本番、という流れがあった。
しかし、菊花賞の日程が繰り上がってしまった2000年以降、このパターンは、
とれなくなり、前哨戦としてこのレースを選ぶか、来週の神戸新聞杯を選ぶか、
という2択になってしまったのだ。


だから、以前よりもここに向けて各陣営はしっかりと仕上げてきていると考えたい。
特に、菊花賞にはディープインパクトがいる以上、本番よりもむしろここで勝負と
思っている陣営がいても不思議はないだろう。


クラシック組からは2頭。
皐月賞5着→ダービー4着のアドマイヤフジ。
皐月賞4着→ダービー5着のマイネルレコルト。
両馬とも、この2戦で掲示板を外していないのだから、あきらかにここでは格上だ。


ならば、この2頭で堅いのだろうか。
僕には、ともに若干の不安がある。


アドマイヤフジにとって条件は悪くない。
中山では(0,1,1,1)と勝ち切れていないが、これまでの3戦は、ともに
器用さを要求される内回りで、今回は外回り2200メートル。
調教の状態もよく、最後必ず伸びてくる脚は信頼できる。
ただ、主戦福永がローズSでラインクラフトに騎乗するために乗れなく
なって、大先生騎乗となってしまったところが最大の焦点。
果たして、アドマイヤフジの持ち味を生かした騎乗ができるのだろうか。
大先生お得意の先行雪崩れ込み競馬は、この馬には不向きだから、
後方から行くのだろうが、仕掛けどころが実に難しい馬なのだ。
いざエンジンが掛かった時には、レースが終わっているような心配が
残り、勝ちきるイメージが浮かばない。
ということで、実力は認めつつも、若干評価を落とす。


マイネルレコルトは、今週の追い切り状態があまりにも酷い。
ダービー時と比べると別馬のようだ。
先週は早いタイムが出ているから心配ないのかもしれないが、
僕はコスモバルク同様、牧場での乗り込み過ぎが響いて、立て直しに
必至という気がしてならない。
2歳王者の格は重要だし、デビュー以来掲示板を外していなことから、
ここでも大崩れはするまいが、強くも押しにくく、ここも評価を落とす。


ならば、上がり馬のフサイチアウステルか。
道悪となった1戦以外は連対を外しておらず、前に行ける脚質、アンカツ
騎乗と条件は揃った。
しかし、これまでの3勝が全て平坦コースというのは少し気になる。
坂のあるコースでは、最後の粘りが若干欠けるのではなかろうか。


ということで、このフサイチアウステルを、阪神の未勝利戦で撃破した
コンラッド本命。
中間に熱発があったり放馬があったりと、状態は必ずしもスムーズでは
ないが、追い切り自体は悪くなかった。
もともと、調教よりも本番型の馬であるし、不向きな筈の小回り福島で
重賞を勝った実績を評価する。
菊花賞に向けて調子を上げてくるのがダンスインザダーク産駒の特徴
でもあるし、関東リーディングの横山典弘騎乗も心強く、期待したい。
相手には前述3頭に加え、休み明けながら態勢十分のキングストレイルと、
函館で古馬相手に1000万条件を勝ったマルブツライト。


◎コンラッド
○アドマイヤフジ
▲フサイチアウステル
△マイネルレコルト
△マルブツライト
△キングストレイル



ローズステークスは、実績的に抜けているラインクラフト本命。
距離は確かに不安だが、東京マイルをこなせるなら、ここでも何とか届くはず。
相手はもちろんエアメサイアだけれど、僕のPOG馬ライラプスからの応援馬券も
買いたい。


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