- 宝くじの日
- ダイアナ靴の日
- ベトナム国祭日 (ベトナム)
- 天心忌
一口に宝くじといっても、色々な種類があるようだ。
くじの中に予め既定の番号が刷り込まれているタイプが、最も主流に
なるのであろうが、このタイプには殆ど興味を持ったことがない。
通常期はもちろん、サマージャンボや年末ジャンボであっても、僕は
全く魅力を感じずにいる。
理由は簡単、とにかく当たらないからだ。
もちろん末等の数百円ぐらいは当たる*1が、面白くも何ともない。
1億だ2億だとは言わないが、せめて投資額以上の金額が、たまには
返ってこないと、なんとなく無駄遣いのような気がするのだ。
夢がないなぁ、と言われるかもしれないが、当たらない確率の方が、
天文学的に高い物に夢を感じるほど、僕はロマンチストではない。
それに対して、数字選択式と言われるナンバーズ宝くじには、一時期
凝ったことがあった。
自分で数字を選べるから、外れても何となく納得がいくし、既定の番号が
刷り込まれているタイプより、概して当選金額は低くなるが、それなりの
満足ができる金額があたる確率は、現実的なものだ。
実際に、定期的に購入していた時は、何回目かで数万円*2が当たり、
非常に嬉しかったことを覚えている。
ただ、この宝くじは曲者で、いつから買い始めて、いつ見切ればいいのか、
それを見極めるタイミングが難しい。
僕は、自分でこだわった番号を買い続けるタイプなので、特に悩んでしまうのだ。
買うのをやめた途端に、その番号が当たっていたりしたら、実に悔しいではないか。
ということで、ずるずる買い続けていたのだが、ある時突然購入をやめる決心がついた。
抽選が週に5回も行われるようになったからだ。
この時のキャンペーンでは、例によって所ジョージの脳天気なポスターが使われ、
「チャンスが週5回に増えてラッキー!」というような告知がなされていたが、
これには、僕は大いに疑問を感じた。
チャンスが増えるというと、いかにも当たる確率が高まるようなイメージを
抱かせるが、実際はそんなことは全くない。
当たる確率も、もちろん外れる確率も、同様に存在する。
チャンスが増えるのではなく、単に抽選のスパンが短くなるだけではないか。
そして、抽選のスパンが短くなるということは、当然、購入のスパンも
短くする必要があるわけで、そんなに毎日毎日つきあってはいられない。
ということで、僕は購入をやめたのである。