餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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日照権の日

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6月27日 今日は何の日〜毎日が記念日〜

日照権については、昔から言いたいことが山ほどある。通風権というものがあることは今回初めて知ったが、こういうものがあるのならば、訴え出ようかとまで思っている。この件に関する僕の怒りは、昔書いていた僕のホームページで、熱く語っていることが全てなので、ここに転載しよう。

僕は、どちらかといえばインドアな人間だと思われているようで、おおまかにいえば、それは正しい。いわゆる「アウトドア」的なスポーツやレジャーがそれほど好きではないからだ。でも、外にいるより家に居る方が好きなのかと言われると、そうとは言えない。休日の晴天日。家の中にいるなんてもったいないことは、僕にはできない。僕は太陽の光が好きなのだ。
2001年の8月、僕は引越をした。その最大の理由は「朝日の当たる部屋」に住みたかったからだ。前の部屋は1日じゅう日の当たらない部屋だったので、朝がきたのかどうなのかもよくわからなかった。僕は断然の朝型人間だから、朝の日差しほど代え難いものはないと思っている。
新しい僕の部屋は東南。ベッドを置いている場所に東向きの窓。朝の日差しで目覚めたい。僕の3年越しの夢だった。今度の引越で、それがかなって本当に嬉しかった。窓の外はすぐ隣のビルなので、窓をあければそこは壁。何の景色も見えない。でも、隣のマンションは、僕の住む部屋(6F)より少し高いだけなので、その屋上越しに差し込む日差しに、僕はとても満足していた。
でも、僕のそんな夢はわずか半月しか叶わなかった。隣のビルで内装工事が始まったのだ。「工事のお知らせ 株式会社モンテローザ 施行 富士冷熱株式会社」というチラシが僕の郵便受けに放りこまれており、それから、隣のビルは、工事用の大きなシートでくるまれたのだ。屋上を超えてすっぽりと。当然、僕の部屋にまったく日差しは差し込まなくなってしまった。
工事は8月末で終わった。忌まわしいシートが取り除かれ、僕の部屋に陽光が復活するんだ、と思っていた。でも、僕のそんな思いは、あっけなくうち砕かれることになったのだ。シートの向こう側にあった筈の壁には、無骨なパイプが何本も下の階から伸びていた。そして、そのパイプは屋上までつながっており、僕の窓から屋上を見上げれば、そこには、巨大な室外機が6台も!ドカンと居座っているではないか。屋上越しの朝日は、その忌々しい室外機に阻まれて、僕の部屋に届くことはなくなってしまった。
ふざけるなぁぁぁぁ!!!何のためにこの部屋を選んだと思っているのだ。こんなことがはじめからわかっていれば、僕はここに決めなかったかもしれないのに。
朝日だけの問題ではない。そこにあるのは室外機であるから、当然、夏は「不快な温風」が、冬は「不快な冷風」が吹き出して来るに決まっている。僕は基本的に窓を開けて生活しているから、その不快風も直撃だ。おまけにファンが回ることによる騒音だってある。いいことなんか何もない。これはあとでわかったことなのだが、隣のビル1Fには「笑笑」という居酒屋ができることになり、それに伴う環境悪化であったのだ。
工事主催者のモンテローザというのは、「白木屋」「魚民」など多数のチェーンを統括している会社であり、この「笑笑」もそのグループ居酒屋のひとつであった。営業時間は、夕方の17:00から早朝の5:00!…ということは、一晩中、あの室外機公害からは逃れられないということになる。大好きな日差しをふさがれた上、室外機による迷惑を受け続けなければいけないわけだ。閑静な環境も、僕がこの部屋を決めた理由なのだけれど、隣に居酒屋ができては、それもぶちこわしである。全くもってふざけんな、モンテローザ!
な〜にが「環境への取り組み」だ。
隣のビルに向けてドカンと室外機を配置するような企業にそんなことをいう資格なんてあるものか。陽光についての話から、大きく飛躍してしまった。しかし、音や熱風(冷風)は我慢できても、陽光がふさがれるのだけは我慢できない。どうにもならないと思いつつ、精一杯の抵抗策はないか、今僕は日々考えているところである。とりあえず、今後一生、モンテローザ系列の居酒屋には入らないことだけは心に決めた。

この日記を書いたのは、今から4年ほど前だが、未だにこの怒りは収まらない。最近、6月とは思えないほど酷暑が続いていて、クーラーを使わない僕としては、窓を開けて眠る季節となったのだが、開けたとたんに不快な温風が吹き込んでくる。通風権の侵害どころか、これは熱風公害だ。おまけに、室外機が発する「騒音」もバカにならない。「日照の遮断」「熱風公害」「不快な騒音」と、3つも重なれば、役所も重い腰を上げてくれるだろうか。


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