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- 国祭日 (モザンビーク)
天覧試合と言えば、何と言っても長嶋茂雄のサヨナラホームランだ。
プロ野球の天覧試合は、後にも先にも、あの1戦しか行われていない。
これは1959年のことだから、流石に僕も生まれていないが、父はテレビで
この試合を見ていたようだ。
リアルタイムでこの試合を見ることできた感動は、計り知れないものだと思う。
あの頃プロ野球と言えば娯楽の花形だった。
それはこのような名試合があって、長嶋茂雄のような超スーパースターが
いたからこそなのである。
それが今の凋落ぶりはいったいどうしたことだろう。
絶対の人気を誇っていた巨人という球団の凋落ぶりは目を覆うばかりだし、
プロ野球全体の人気が大きく落ち込んでいるのは、自明の理だろう。
もちろん、イチローや松井秀喜をはじめとして、スター選手が次々と大リーグに
流れてしまったという原因は大きいだろう。しかし、本当にそれだけなのだろうか。
去年、ライブドアの奇襲*1以降、次々に露呈したオーナーたちの醜い姿を見て、
食傷気味になってしまったファンも、きっと多いはずだ。
だいたい、一場(現楽天)の裏金問題騒動で引責辞任した筈のナベツネが、
厚顔無恥にも、巨人軍の「会長」として復帰してくるのだから、ファンも
舐められたものである。こういうことをやっているから、プロ野球の人気が
どんどん落ち込んでいくのである。
先月の報道によれば、このナベツネは、以下のような発言をしていたようだ。
「交流戦だけの首位を決めて日本シリーズに交流戦の勝者が加わると面白いと
思う。例えば天皇杯とかね」
さらに、天覧試合の実現を目指すことにも言及したというから呆れて物が言えない。
こういう男がのうのうとプロ野球界に「君臨」している限り、球界の未来は、暗黒だと思う。
*1:本気でプロ野球への参入を考えていたかどうかは甚だ疑問だが、旧態依然としたプロ野球の体質に風穴を開けた点だけは評価したい