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livedoor 公衆無線LANサービス発表

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実に楽しみなサービスが発表された。

ライブドア 山手線圏内で無線LAN


 ライブドアは十五日、屋外でパソコンを使い、高速インターネットに接続できる公衆無線LAN(構内情報通信網)サービスを十月から、東京都のJR山手線圏内で始めると発表した。一、二年をめどにサービス地域を関東の一都八県に拡大し、将来的には全国展開を目指す。同社と資本提携したフジテレビジョンとの業務提携第一弾で、フジでは映像送信などで活用する方針。

 サービスの名称は「D−cubic(ディーキュービック)」で、港区などでは七月末から試験サービスを始める。初期設定費用が千五十円、月額利用料は五百二十五円で使い放題。駅など場所限定の既存サービスと比べ三分の一程度の安さで、屋内、屋外など場所を選ぶ必要もないという。都内で記者会見した堀江貴文社長は「百万人超の加入を目指したい」とアピールした。

 通信網整備では東京電力系の通信会社パワードコムと提携。路上の電柱に小型アンテナを設置してパソコンから電波を受け、パワードコムの光ファイバー網を通じてインターネットに接続する。十月までに約二千二百台のアンテナを設置、山手線圏内の約80%をカバーする。

 一方、フジとライブドアは五月に「業務提携推進委員会」を設置し、業務提携内容を検討しており、無線LAN活用では、フジの報道担当者が撮影した映像を本社に送る計画などがあるという。

【東京新聞】


僕は、これまで、ライブドアという会社には、殆ど興味も関心も
抱いたことがなかった。
ニッポン放送買収騒ぎの際も、ホリエモンの各種パフォーマンスを、
ただ、遠巻きに眺めている立場だった。


あれもひとつのビジネス手法なのだろうから、別に否定はしないが、
かといって、生理的には納得できない気持ちもあったので、今後、
積極的に関わろうとは思っていなかったのだ。


しかし、今回のこのサービスには、不覚にもやられた。
僕は既に「ホットスポット」という無線LANサービスに加入しているが、
このサービスは原則として、モスバーガーなどの店舗内が中心となって
いるため、いつでもどこでもインターネットというわけにはいかなかった。
しかし、今回発表されたライブドアのサービスは、東京電力系のパワードコムと
提携したことで、屋外に強力なネットワークを得た。
これが実に素晴らしい。
エリア内では、携帯電話のように無線LANが使えるということになる筈だから、
まさに「いつでもどこでも快適なインターネット」の世界が実現する。


ノートPCと携帯電話の狭間で、その存在価値が薄れかけていたPDAに
とって、これはまさに福音と言えるサービスなのではないだろうか。
屋外での自由気ままなインターネット環境を、最も効果的に生かせるのは、
いつでもどこでも簡単に持ち歩けて、かつ、携帯より圧倒的に画面サイズが
優位なPDAに他ならないからである。


「PDAでのインターネット」という点だけみると、今でもPHSカードなどを使えば
できるのだが、そのスピードは快適さとは程遠いレベルにある。
しかし、無線LANならば、違う。


僕は、ボーナスで、Zaurus SL-C3100*1を買おうと思っていたこともあり、
このサービスには本当に心を動かされた。


7月からの試験サービス開始が、何より待ち遠しい。

*1:6/24発売の最新linuxザウルス。これでもかというぐらいに満載されたTOEICコンテンツが、僕にとっては大いなる魅力


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