餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ANA制服盗難

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成層圏発見の日だからというわけではないが、今日は飛行機関連をもうひとつ。

広告代理店、電通の子会社「電通テック」が5月上旬、羽田空港で全日本空輸(ANA)のテレビCMを撮影した際、同社から借りた女性客室乗務員らの制服10着を紛失していたことが7日、分かった。全日空は「不審者が乗務員になりすまして空港の立ち入り禁止区域に入る可能性も否定できない」として、近く警視庁に被害届を出す方針。

 電通などによると、撮影は5月11日夜から12日朝にかけ、羽田空港第2ターミナルで実施。エキストラの女性195人に客室乗務員や地上スタッフの制服を着用させたが、撮影終了後に第1ターミナルの着替え場所で回収したところ、客室乗務員と地上スタッフの制服計12着が不足していた。

 電通がエキストラの所属事務所などに返却を呼び掛け、2着は匿名の宅配便で送られてきたが、10着は行方不明のまま。全日空広報室は「このような事態を起こし誠に遺憾。引き続き回収に努力するとともに、再発防止に努めたい」と話している。
【NIKKEI NET】

スチュワーデスは、昔から、女性の花形職業である。


実際は、飛行機の上という不安定な状況の中で、ワガママな乗客の要求に
応えながら配膳・サービスを行うという激務なのだが、それでもなお、人気の
職業であることは間違いない。


「誰が見てもスチュワーデスとわかる」あの独特のコスチュームは、非常に魅力で、
この僕でさえ、一度着てみたくなるほどだ。
だから、そんな制服を着て撮影に参加したエキストラが、持ち帰りたくなって
しまうという感情は、わからないでもない。(許されることではないが)


報道では「紛失」となっているが、これは完全に「盗難」であり、もちろん、
大きな「犯罪」である。
ただ、それにしても、195着中12着の盗難というのは多すぎで、誰かがまとめて
持ち帰ったか、エキストラが友達同士で共謀したか、どちらかだろう。


報道では、「不審者が乗務員になりすまして空港の立ち入り禁止区域に入る
可能性も否定できない」と書いているが、僕は、この心配はあまりないのでは
ないかと思う。
立ち入り禁止区域に入るためには、制服以外の証明書も必要な筈だし、
派遣会社などから選ばれただろうエキストラに、そこまでの計画的悪意が
入り込むとは考えにくいからである。


スチュワーデスの制服が持つ《魔力》が、チェックの甘さに乗じて出来心を
呼び起こし、持って帰らずにはいられない気持ちになってしまったというのが、
真相なのではなかろうか。
この魅力あるコスチュームを、家でも着てみたい、友達に自慢したい、という
軽い気持ちで。
だからこそ、所属事務所からの呼びかけに危機感を感じ、(匿名とはいえ)
2名分の返却があったのだと、僕は思う。


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