餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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京都新聞杯

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京都新聞杯。
この時期に行われるようになってから、既に6回目になろうとしているのに、
未だに僕は秋のイメージが拭えない。
菊花賞に向けての重要な前哨戦だったのになぁ。


番組改編により、菊花賞の前哨戦が、神戸新聞杯だけになってしまったのは、
大いに不満なのだが、それはその時に書くとして、弾き飛ばされた形になった
「京都新聞杯」という伝統ある名称を残すために、春への移行となったのだろう。
それまでは、「京都4歳特別」というマイナー色漂うレース名で行われていたから、
いきなりの躍進(?)である。
その名に応えて、移行初年度の勝ち馬から、ダービー馬(アグネスフライト)を
輩出し、昨年の勝ち馬(ハーツクライ)もダービーで2着となるなど、重要な位置
づけのレースとなってきている。


ただ、全体的には大荒れ傾向で、昨年を除いて全て馬連万馬券である。
昨年から傾向が変わったのか、それとも昨年だけのことだったのか。
今年の結果には非常に注目する必要がある。
レースの特徴としては、圧倒的に差し馬が有利で、過去5年の勝ち馬は
全て4角後方から差してきている。
昨年の1,2着馬は、皐月賞惨敗から見事なまでの巻き返しを見せており、
皐月賞の惨敗が尾を引かないレースでもある。


という傾向を踏まえると、今年ピタリと当てはまる馬がいる。
アドマイヤフジだ。
若葉Sを勝ち、皐月賞は(惨敗ではないが)5着。しかも差し馬。
格好の巻き返し舞台ではないかと思える。
心配なのは馬場状態。
朝一発表では重馬場。天気予報では雨のち晴れとのことだが、
良馬場までの回復は難しいかも知れない。
ただ、稍重にまで回復できれば、なんとか届くのではないかと思う。
クビ差で逃したダービー切符を、何とかここでとらせてあげたい。
今年冴えている福永の手綱捌きにも期待して本命。


対抗にはヴァーミリアンを。
ここ2戦の敗戦で評価を落としているが、皐月賞はともかく、スプリングS
まで惨敗しているところを見ると、遠征競馬が苦手なのかもしれない。
地元関西に戻ったことで、本来の力を発揮できれば、ここでも十分勝負に
なると思う。
ラジオたんぱ杯2歳Sで、ローゼンクロイツやアドマイヤジャパンに楽々
先着した脚を忘れまい。
豪腕吉田稔鞍上も魅力で、馬場が悪化するようならアドマイヤフジ逆転
の可能性まで秘める対抗。


3番手には、武豊ピカレスクコート。
ニュージーランドトロフィー4着から、NHKマイルCに向かわずに、
こちらに矛先を変えてきた。
これは、陣営が長い距離の方に魅力を感じたからではないか。
G1阪神3歳牝馬S*1馬ヤマカツスズランの全弟という良血であり、
姉も2000メートルの重賞マーメイドSを勝っている。
クラシックのトライアルレース*2では、確実に出走権をものにしている
武豊が乗るだけに、ここでも当然注目。


1番人気確実のインティライミ。
前走の圧勝を見ると、確かにここでも十分勝負になると思うのだが、
僕のスピード指数では意外に高くない。
5着4着*3までが全て後の重賞勝ち馬(しかもそのうち2頭はG1馬!)という
「伝説の新潟2歳S組」6着馬だから、当然ここでも注目になるのはわかる。
しかし、伝説の新潟2歳S組も、3歳になってから失速気味で、ただの
1頭も重賞勝ちがないという点を忘れまい。
新星誕生の期待は持っているが、多大な評価は危険な気もしている。
未知の可能性がある分、消しとまではしにくいが、ここは押さえの一角に
とどめたい。


あと2頭。巻き返し期待のコンゴウリキシオーと、このレースに相性のいい
ムーニーバレーRC勝ち馬のケージーツヨシまで。


馬券は◎○2頭軸→▲△△△の三連単マルチ24点買いをベースに、
直前の馬場状態などを考慮して馬連を少々買う予定。


◎アドマイヤフジ
○ヴァーミリアン
▲ピカレスクコート
△インティライミ
△コンゴウリキシオー
△ケージーツヨシ

*1:現 阪神ジュベナイルフィリーズ

*2:正式はトライアルレースではないが、ここで2着までに入ればダービー出走権はほぼ間違いなく入手できるので、実質的にはトライアルの一部とみなしたい。

*3:非常に情けないミスだが、少しだけ言い訳を。新潟2歳S着の5着馬はアイルラヴァゲインで、短距離での圧倒的な強さから、既に重賞を勝っていると思いこんでしまっていた。クリスタルCは単勝1.4倍の圧倒的な人気だったが、大先生による恒例の逆噴射騎乗で3着に沈んでいたのだ。*5/8追記


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