ラインクラフトと好勝負した脚は、ダテではなかった。
まともに走れば勝って当然といわんばかりに、ディアデラノビア、快勝。
着 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | コーナー順 | 3F | 人 | ||
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▲ | 1 | 8 | 15 | ディアデラノビア | 牝3 | 武豊 | 54 | 2.01.8 | 14-13-12 | 33.8 | 2 | ||
◎ | 2 | 2 | 3 | レースパイロット | 牝3 | 蛯名正義 | 54 | 2.01.8 | クビ | 3-3-3 | 34.5 | 1 | |
3 | 8 | 14 | アスピリンスノー | 牝3 | 小野次郎 | 54 | 2.01.9 | クビ | 2-2-2 | 34.7 | 11 | ||
○ | 4 | 4 | 7 | ピサノグラフ | 牝3 | デザーモ | 54 | 2.01.9 | 頭 | 10-6-5 | 34.4 | 3 | |
★ | 5 | 7 | 13 | パーフェクトマッチ | 牝3 | 石崎隆之 | 54 | 2.01.9 | 頭 | 15-13-12 | 34.0 | 4 | |
6 | 2 | 2 | メジロトンキニーズ | 牝3 | 田中剛 | 54 | 2.02.0 | 3/4 | 5-5-5 | 34.5 | 10 | ||
7 | 7 | 12 | ヤマニンアリエル | 牝3 | 郷原洋司 | 54 | 2.02.0 | クビ | 11-10-8 | 34.3 | 9 | ||
8 | 5 | 9 | スズカローラン | 牝3 | 佐藤哲三 | 54 | 2.02.2 | 11/4 | 11-11-9 | 34.4 | 13 | ||
9 | 6 | 10 | シールビーバック | 牝3 | 小林淳一 | 54 | 2.02.4 | 11/4 | 9-9-5 | 34.9 | 15 | ||
10 | 5 | 8 | イエローパピヨン | 牝3 | 勝浦正樹 | 54 | 2.02.6 | 11/2 | 7-6-9 | 34.8 | 7 | ||
△ | 11 | 3 | 4 | セリーナトロフィー | 牝3 | 松岡正海 | 54 | 2.02.7 | 1/2 | 3-3-3 | 35.4 | 6 | |
12 | 3 | 5 | ビコーグレイス | 牝3 | 江田照男 | 54 | 2.03.4 | 4 | 11-11-12 | 35.5 | 12 | ||
13 | 4 | 6 | アルフォンシーヌ | 牝3 | 柴田善臣 | 54 | 2.03.5 | クビ | 5-6-9 | 35.7 | 8 | ||
14 | 6 | 11 | クインオブクイン | 牝3 | 浜口楠彦 | 54 | 2.03.5 | クビ | 1-1-1 | 36.4 | 14 | ||
△ | 止 | 1 | 1 | ウェディングヒミコ | 牝3 | 田中勝春 | 54 | ------ | 7-15 | ---- | 5 |
LAP | 12.9-12.1-11.4-12.1-12.9-12.7-13.0-11.7-11.3-11.7 |
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通過 | 36.4-48.5-61.4-74.1 | 上り | 73.3-60.4-47.7-34.7 | 平均 | 1F:12.18 / 3F:36.54 |
---|
単勝 | 15 \300 |
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複勝 | 15 \150 / 3 \130 / 14 \1820 |
枠連 | 2-8 \610 (1) |
馬連 | 03-15 \610 (1) |
ワイド | 03-15 \250 (1) / 14-15 \5230 (40) / 03-14 \5390 (41) |
馬単 | 15-03 \1100 (1) |
3連複 | 03-14-15 \19510 (52/455) |
3連単 | 15-03-14 \63940 (181/2730) |
武豊の巧さが、またしても光る。
直線では、大外に持ち出して、最後測ったように差しきった。
レース後のインタビューでは、まだ余力があったというコメントを
出していたから、着差がクビであるというのも計算済みなのだろう。
トライアル戦では、権利取りと試走という観点を含めた騎乗を
するジョッキーだから、今回は着差以上の完勝と言っていい。
ディアデラノビアは、折り合いさえしっかりつけることができれば、
もとよりその実力は実証済みだ。
今日の走りから見ると、むしろ距離が伸びてからの方がいいような
感じさえ受けた。
世界的な良血馬でもあることから、これで本格化となればシーザリオに
とっても強敵になるかもしれない。
武豊には、すでにエアメサイアというお手馬がいるのだが、インタビューでの
感触を見ると、本番で乗りたいのはむしろ、こちらなのではあるまいか。
厩舎の繋がり的に、エアメサイアを選ぶ可能性が高いと思うが、それでも
ディアデラノビアに乗ってくるようであれば、断然注目したい。
レースパイロットは、直線半ばから先頭争いを続け、周りの馬たちはみんな
振り切ったのだが、ディアデラノビアの大外強襲に敗れてしまった。
ただ、一番厳しい競馬をしながら、2着に粘ったことは、この馬の実力を
証明している。
今回、スムーズに先行して連対できたというのは、大きな収穫で、
同じようなレースができれば、本番でも十分チャンスがあると思う。
予想で狙った他の2頭、ピサノグラフ、パーフェクトマッチも僅差の
4,5着と健闘したのだが、まさかその間にアスピリンスノーが
入ってくるとは…