昨晩帰宅してみると、JRAから手紙が届いていた。
いったい何だろうと思って開いてみると、予想外の
ものが入っていた。
中に含まれていたのは以下の5点だ。
- ごあいさつ
- ポストカードセット
- JRA電話投票会員限定DVD
- 平成17年度レーシングスケジュール
- JRAからの重要なお知らせ
このうち、
1.は創立50周年を迎えての理事長あいさつ、4.は、ウインズなどどこにでも
おいてあるレーシングスケジュールだから読み流した。
5.には「枠連、馬連、ワイドの発売要項の変更について」と「約定の改正に
ついて」が書かれており、おそらく今回の郵送は、このお知らせがメインで
あると考えられた。
今回の変更により、やっと、8頭立て以下のレースでも「馬連」が発売になる。
これまで、8頭立て以下のレースでは「馬連」の発売はなく、「馬単」だけが
発売されていた。それでいて「枠連」の発売は継続されていたので、わかり
にくくて仕方がなかったのだ。
今回の変更により、「馬連」と「枠連」の発売条件が入れ替わり、「枠連」に
ついては、9頭立て以上でないと発売されないことになった。
この方がどう考えても当たり前なのだがどうして改正までこんなに時間が
かかってしまったのだろう。不思議で仕方がない。
約定の改正については、大きく以下の2点。
- 個人情報保護法対策の文言追加
- 「学生・生徒」が欠格事項に該当しなくなったことによる文言削除
個人情報の項目については、どこの企業も同じような動きをしているので
想定の範囲内だったが、ちょっと驚いたのは、「学生・生徒」についての
文言削除であった。
これまでは、未成年者という条件に加えて、学生・生徒という制限が
あったので、例えば「22歳の大学生」は馬券が買えないことになって
いて、「20歳のフリーター」は何の問題もないというおかしな現象が
発生していた。
実際は区別などつけようがないので、野放し状態になっており、
それが今回の改正でやっとまともになったと思える。
学生の本分は勉強?ということで競馬ができないという制限をつけられて
いたのなら、時代錯誤も甚だしすぎるからだ。
ただ、今回本当に驚いたのは、上記のような形式的な連絡だけでなく、
別途プレゼントが同封されていたことだ。
それも、単なるおざなりのものではなく、5枚組の「ポストカードセット」
と、JRA電話投票会員限定DVDと銘打たれた《有馬記念メモリアル》という
8cmDVDが入っていたのである。
オグリキャップ、ナリタブライアン、メジロラモーヌ、シンボリクリスエス、
そしてTTG(テンポイント、トウショウボーイ、グリーングラス)対決を
撮った5枚のポストカードを見て、感慨にふけったあと、早速DVDも見てみた。
収録されている映像は以下の7レース。
- 昭和40年 シンザン
- 昭和52年 テンポイント
- 昭和59年 シンボリルドルフ
- 平成2年 オグリキャップ
- 平成5年 トウカイテイオー
- 平成11年 グラスワンダー
- 平成12年 テイエムオペラオー
単なるレース映像だけでなく、解説や武豊のインタビューまで
収録されているという豪華版で、非常によくできている。
まさかここまで気合いの入った限定アイテムを作ってくれるとは
思わなかったので、僕はちょっと感激してしまった。
ただ、同時に僕は別のことにも気がついて驚いたのだ。
これは確かに、JRA電話投票会員限定DVDであるが、同封の挨拶文によれば、
電話投票の会員は220万人を超えると書いてある。
となれば、この限定DVDは220万人に発送されたということになるのではないか。
220万人限定のDVD。凄い、凄すぎる。
それはもはや限定とは言えないレベルのような気がするのだが…