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島田紳助事件に思う

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あの、島田紳助暴行事件に対して、ついに法の裁判が下ってしまった。

大阪区検は9日、吉本興業の女性社員(40)を殴ってけがをさせたとして書類送検されたタレントで司会者の島田紳助容疑者(48)を傷害罪で大阪簡裁に略式起訴した。同日、大阪簡裁は罰金30万円の略式命令を出し、島田司会者は罰金を納付した。

 起訴状によると、島田司会者は10月25日午後3時15分ごろ、大阪市北区の朝日放送2階ロビーで、声をかけてきた女性社員に対し、「あいさつの仕方が悪い」などと楽屋に連れ込み、頭部などを殴ったうえ、女性の顔面につばを吐くなどの暴行を加え、全治2カ月のけがをさせた。

 事件後、女性社員は府警に島田司会者を告訴。府警は傷害容疑で島田司会者を書類送検した。島田司会者は発覚後の会見で「僕が100%悪い」と謝罪し、芸能活動を自粛している。

一読して、僕は異常とも言えるほどの違和感を感じた。


これまでの経緯を知らず、いきなりこの記事だけを読んだ人にとっては、
「島田紳助は、一方的にメチャメチャな暴行を働いた」ように見えるだろう。
その印象を一番強く感じさせるのが、《全治2ヶ月》の部分だ。
《全治2ヶ月》と言えば、骨の1、2本ぐらい折れているような印象を与える。
でも、ちょっと待ってくれ。
僕はこの事件を、発生当時からずっと注視してきたが、当初、この女性の怪我は
全治1週間と発表されていたはずだ。

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-041104-0017.html


この時は、暴行とはいっても、非常に軽いイメージを持った人が多かったと思う。
全治1週間などという期間は、本人の申告次第でどうにでもなるから。
しかし、事はそれでは収まらなかった。
この女性は、世間の風当たりの悪さを考慮して(かどうかは知らないが)
怪我の程度を上乗せ発表してきたのだ。

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200411/gt2004110203.html


この時僕は、「なんでいきなり2週間もプラスされるんだよ」と感じた。
最初の診断を行った医者は藪医者だったとでも言うのか。


全治3週間。僕が記事で追っていたのはここまでだ。
それが、裁判の結果を見てみると、今度はいきなり全治2ヶ月となっている。


おいおいおいおい。
いったいどういうことだよこれは。
全治2ヶ月になるような怪我っていうのはどういう怪我なんだ。
もしそれが全て紳助の暴行によるものであるなら、怪我の証拠を見せてくれ。


おそらくこの女性の《精神的なダメージ》だとかいうやつをプラスして、
全治期間がどんどん伸びているのだろう。
しかし、《精神的なダメージ》なんて、逆に言えば「言ったもん勝ち」なので、
いくらでもどうにでもなるのだ。


もちろん真実は当人たちにしかわからないし、当の島田紳助は罪を認めて全面的に
謝罪しているのだから、この女性の言っていることが正しいのかもしれない。

でも、僕は思うのだ。
あまりにこの女性は調子に乗っていないか。
自分の非礼を注意され、殴られた私憤で、島田紳助を徹底的におとしめて
やろうとしているのではないかと。
示談を拒否し、紳助を犯罪者にしてもなお、この女性は精神的ダメージを盾に、
責め立てている。


今回の裁判結果を受けて、この女性は「ようやく私の主張が認められた」と
言ったような勝利宣言を発信しているが、呆れたのは以下のような発言だ。

「会見で島田氏は『辞めろといわれれば辞める』と言いました。本当に悪かったと反省をしているならば辞めてください」と引退を要求した。

調子に乗るのもいい加減にしろよ。
人に対して引退要求ができるほど傲慢な神経を持ちながら、未だ精神的ダメージを
売り物にするとは、いったいどういう精神構造をしているのだろう。

呆れて物が言えない。


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